N氏

インスタで毎月聴いたアルバムを軽~くまとめてます。よろしければそちらも。

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最近の記事

【2024年8月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

 こんにちは。やっていきましょう。 片想い『からまるおも』(2024)  アンサンブルの一体感がここちよい上質なポップスでした。メンバーが主役を入れ替わりで繋いでくコーラスワークや、それぞれの楽器にスポットライトが当たる瞬間が用意されていたりと流動性の高い作品でした。ボーカルとコーラスのハモり方が声色もニュアンスも楽曲によって使い分けて演技がかった歌い方がクセになるおもしろい作風でした。登場する楽器も多種多様で特に個人的にはパーカッションの差し込み方がさりげないながらもし

    • 【2024年7月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

       こんにちは。やっていきましょう。 Nikoん『public melodies』(2024)  パンクでありグランジでもある図太くて緊張感のあるワイルドなオルタナロックが終始吹き荒れるアルバムでした。どの楽曲も野性味溢れる凄まじい迫力を放っているのですが、そこにポップスやダンスミュージックの要素を上手く落とし込んでとても耳に馴染みやすいサウンドになっていました。細かく小節の間を縫うような手数の多いドラムや、荒々しくもメロディアスなフレーズを繋げるベースなどそれぞれの楽器に

      • 【2024年6月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

         こんにちは。やっていきましょう。今月はちょっと多めです。12枚。 雪国『photos』(2024)  とても精細な息づかいを感じられるシューゲイザーアルバムでした。とはいってもシューゲイザー一辺倒の作品ではなくオルタナやドリームポップも適度に織り込まれたバランス感のよい作品だなと感じました。ギターサウンドには充分な迫力がありますが全体的にどこかソフトな印象があるのでとても聴きやすかったです。抜け感のある爽快なアルペジオと豪快にかき鳴らすギターストロークまでサウンドメイク

        • 【2024年5月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

           こんにちは。やっていきましょう。今月はちょっと少なめです。まぁそんな時もありますよね。 Tempalay『((ika))』(2024)  濃厚で密度の高い楽曲がずらりと並ぶ創造性にあふれたアルバムでした。一曲の中で様々な曲想を縦横無尽に駆け回り、どれも表情豊かでカロリーの高い作品群だなという印象を受けました。サイケな雰囲気とオルタナティブな展開を織り交ぜながら外すとこはとことん外し崩すとこは大胆に崩し、複雑で高密度な世界を構築していました。それでも楽曲としては全く破綻せ

        【2024年8月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

        • 【2024年7月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

        • 【2024年6月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

        • 【2024年5月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

          【2024年4月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

           こんにちは。やっていきましょう。少し遅くなってしまいましたが。 宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION』(2024)  宇多田ヒカルのキャリア初ベストです。ベストアルバムをこういうのであげることってあんまりないんですが、ベストアルバムという規格では収まりきれない迫力と密度の作品でした。新録と新しいミックスを施した楽曲も含まれた中で思ったのは、初期にあったR&Bの精神性といいますかダンサンブルな雰囲気がキャリアを通してずっと流れ続けていたということです。自分が認識し

          【2024年4月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

          【2024年3月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

           こんにちは。毎月恒例のやつです、今月は新譜が多めです。やっていきましょう。 downt『Underlight & Aftertime』(2024)  3ピースバンドの持ち味をフルで活かしているサウンドメイキングだと思いました。シンプルな演奏ながらもそれぞれがそれぞれを引き立たせるような相互作用を感じられました。バランスが整っていてスタイリッシュな印象を受けました。繊細ながらも時に情熱的な表情を見せる歌声と、詩的で情緒的な歌詞の相性もばっちりでした。曲ごとに尺や音色を大胆

          【2024年3月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

          【2024年2月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

           こんにちは。毎月その月聴いたアルバムの中からお気に入りの作品を紹介するってことをインスタでやってたんですが、今回からnoteにやっていこうと思います。理由はインスタの投稿の文字数で収まらなくなったからです。決まった枚数選ぶわけではなく、新譜旧譜も混ぜ込んでます。なので新譜レビューみたいな感じではないのでご了承ください。 新東京『NEW TOKYO METRO』(2024)  超実力派バンドの技術と圧倒的センスがギュッと濃縮されたアルバムでした。ギターレス4ピースバンドの

          【2024年2月】先月聴いた中でお気に入りのアルバム

          2023下半期聴いてよかった邦楽アルバム30選

           半年に1回しか記事を書かない者です。やっていきましょう。後半聴いた新譜は350枚ほどでしょうか。毎度のこと趣味全開で選んでるので広い心で見ていただけたらと思います。インスタで毎月簡単なディスクレビューみたいなのしてるんですけど、大体その内容+αって感じです。あと、一部リリースされたのが上半期のものもありますが、「下半期”聴いて”よかった」ということで多めに見て下さい…  インスタです↓↓↓  参考までに上半期の記事です↓↓↓  ではやっていきましょう。 君島大空『no

          2023下半期聴いてよかった邦楽アルバム30選

          2023年上半期聴いてよかった邦楽アルバム30選

           7月ももう終わりそうです。やっていきましょう。上半期は400枚ぐらい聴いたと思います、多分。その中でも特に良かったなーって思ったものを挙げていこうと思います。一個人の主観によるものなので温かい目で見て頂ければ。ランキングではないです。 back number『ユーモア』  前からリスナーに寄り添う歌詞が印象的でしたが、コロナ禍を通してより際立った存在になったなと感じました。〈水平線〉がめちゃ大事。『ユーモア』と名付けた理由みたいのはまだ見えてこないんだけど、(インタビュ

          2023年上半期聴いてよかった邦楽アルバム30選

          【2022】個人的ベストアルバム30~邦楽

           遅っ。ほんとに趣味と独断と偏見で選びました。贔屓目も色眼鏡も入ってます。でたらめしか言ってませんがご容赦ください。やっていきましょう。 30-2130.tofubeats「REFLECTION」  トラックメイカーとしての秀逸さが今作でも出ていましたね。ダンスミュージックとメインストリームのポップスの間を縫い合わせるようなバランス感覚がとても好きです。歌詞はよりシンプルに洗練されていました。アルバムの構成もポップ色のある前半からダンスビートが走り出す後半へと自然と体がの

          【2022】個人的ベストアルバム30~邦楽