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【10minutes チャレンジ 19日連続更新】呼吸をお手伝いする時のポイントの深掘りをします(前回の続き)

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて人生幸せになる男性を
増やすべく情報発信をしている中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


前回の記事では呼吸介助に関するポイントを

3つお伝えしました。

ⅰ:相手の胸郭に、自分の手を羽のように置く
ⅱ:いきなり介助しない
ⅲ:視診の評価が前提で行うこと

前回は1つ目のポイントについて深掘りしました。


今回は残り2つのポイントについて

深掘りしてみたいと思います。


『いきなり介助しない』

これ意味わかりますか?


呼吸介助しよう、とか、勉強会で呼吸介助の練習をしようとすると

必ず皆さん、胸郭に手を置いて、

『すぐに』介助を始めようとするんです。


吐けぇぇ!

息を吐けぇぇぇ!!

楽に吐かせるぞー!!


という気迫が見えるくらい。


でも、いきなり介助しちゃだめですからね。


相手の胸郭に手を置いて、

まず相手の呼吸を感じましょう。

動作観察や分析と同じですよ。

相手の動きを把握しないと

次の行動に移せないでしょ?


それと同じです。

相手の呼吸を感じる。

胸郭がどんなリズムで。

左右で、上下で。

どんな動きをしているのか。

どこが硬いのか、柔らかいのか。

そこを把握する時間を作りましょう。

そんなに長い時間かかりませんからね。


で、相手の呼吸に合わせて介助しましょう。

介助とは相手に合わせるのが本来ですからね。

こちらが主導になってはいけないと私は思います。



そして3つ目。

『視診が前提で介助する』

さっきの動作観察や分析の所と

話は被りますが、

視診でまずは呼吸を何となくでいいから

視る。

で、色々考える。

呼吸回数

呼吸のリズム

呼吸補助筋の収縮度合い、緊張度合い

相手の表情

などなど。

呼吸回数も把握してないのに、

呼吸の評価できませんし、

良い介助できませんよね?


視診は基本ですから、

まずはそこから。

介入するその度に診る癖をつけておくと

良いと思います。


今回はここまでになりまーす!

(執筆9分40秒 文字数805)


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