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理学療法士および作業療法士試験まであと1週間!残り1週間の過ごし方についてアドバイスします

2021年の理学療法士および作業療法士の国家試験は今週末2月21日の日曜日ですね。


残り1週間、これを書いているのは月曜日の夕方遅くなので、実質はあと6日。

この最後の1週間でどこまで合格に影響するかは個々人のこれまでの積み上げや、勉強のタイプによって違いますが、最後の追い込み時期であることに変わりはありませんよね。

私なりの残り1週間の過ごし方、その過ごし方について簡単に解説してみようと思います。

試験1週間~4日前

ここまでの期間は、それまでと変わらない勉強スタイルにしていました。個人的におススメというか、やった方がいいのは、今やっている参考書や問題集の周回です。

私なら必修ポイント(当時は4冊)。他にはQBとかですか。今は他にもあるのかな?

それぞれに何度も何度も周回して解いていたり読んでいるものがあると思います。この期間は基本的にそのスタイルを変えなくていいと思います。

問題集を十分にやり込んだという人は、これまで受けた学内模試や業者模試を通しで解くのもいいでしょう。

この時期はまだ最後の追い込みの中でも、自分の記憶、考え方を定着させたり、自分の弱点をできるだけ減らすという意味でも、万遍なく解くのがいいと思います。

まだ慌てるような時間じゃない(某バスケ漫画風に)

試験3日前~2日前or前日

自分が苦手と思っている分野、これまで何周も問題集を解いていて、
「この分野はめっちゃ苦手だ」
「何度やってもここは必ず間違える」
という分野を徹底的にやり込む。最後の追い込みです。

私なら小児と脊損の分野が苦手、というか点数が伸び悩んでいた領域だったので、この時期に徹底的に見直しました。

小児なら発達の年数や月数。
脊損なら障害レベルによってできる動作、できない動作について。

ここがどうもあやふやになっていたので、何度も何度もこの時期に覚え直して、間違えた問題について、なぜ正解なのか。なぜ不正解なのか。それぞれの選択肢について自分で解説ができるレベルにまで落とし込んでいました。

それでも本番では迷ってしまうこともあったのですが、やっておいて後悔しない仕上がりにはしていました。

あとは暗記項目ですね。例えば関節名や骨の種類とか、脳の12神経とか、覚えていないと解けないもの。この辺もこれまでの勉強でどこが自分の中で覚えていないか、もう十分定着できているか、自身で見えているはずです。なので、定着できていないところを中心に見直しをして暗記項目をよりしっかり定着させましょう。

時間をかけて復習できるのは恐らくこの時期まで。試験2日くらい前までと思っていた方がいいでしょう。前日になると緊張だったり気持ちが焦ってしまったりで、落ち着いて取り組むのは難しくなってくることが予想されるためです。

試験前日~当日朝

前日は、どうしても暗記項目で定着しにくい部分や、どうしても解くときに迷ってしまう、自分の中での弱点の領域を振り返るようにしましょう。

で、大事にしてほしいのは、あまり根を詰めないこと。

ここまできたら、ほぼ9割9分仕上がっているはずです。それぞれのレベルによるとは思いますが。

その残りの1分を仕上げるつもりで。この1分が仮に覚えられなかったり、勘違いしてしまっていても、残りの9割9分で十分に勝負になります。

そもそも、多くの方がソワソワしてしまったり、焦りだったり、緊張だったりで、いつも通りの集中というのは難しくなります。

緊張しやすい性格、そうでない性格、それぞれで違うとは思いますが、この前日や当日朝に自分なりに納得のいく追い込みをするのは、結構難しいんじゃないかと思います。

私自身は緊張しやすい方だったし、他にも要因があって、前日はあまり集中できなかったことを覚えています。自宅の自室で勉強していたのですが、今思えば思い切って近所のカフェとかで短期集中で仕上げてもよかったかもな、と思えるくらいです。それくらい集中力を削がれていたし、焦ってしまっていました。

なので、最後はどうしてもここだけは丸暗記に賭ける!というポイントだけ押さえましょう。

直前記憶は結構残りますから、暗記項目の中でも「ここは自分の中で自信がない」というポイントに集中して見直すといいかもしれませんね。

おわりに

これは試験当日のnoteでも書こうと思っていますが、試験終了後は多くの受験生の方が
「うわーどうしよう・・・」
「全然できへんかった・・・」
と思って帰路につくはずです。

私も結果として自己採点で226点取れていたのに、その時はどう考えても合格点を越えた自信がなく、「落ちた・・・」と心底落ち込んで帰宅したことを今でもはっきりと覚えています。

実際は皆さん、その時発揮できる実力を精一杯出したはずです。

なので、試験当日の朝は
・体調万全
・やるだけのことはやった、という達成感
で迎えてください。終わった後は、
・ここまでよく頑張れた
と自身を褒めるようにしてください。

残り1週間、皆さんの最後の頑張りを応援したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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