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入職までの1ヶ月の過ごし方のススメ

先週末(2月21日)に、今年のPTOT国家試験が施行されましたね。

受験された皆さん、お疲れ様でした。TwitterなどSNSで見ていると、一部難しかったという投稿をみかけましたが、概ね合格ラインを越えていたという投稿をされている方を多く見ました。

正式に合格発表があるまでは油断できませんが、恐らく合格となった方々、おめでとうございます。

今日の記事はそんな合格された方々に向けたお話を10分以内で簡単に書いてみようと思います。
ここから入職までの約1カ月の過ごし方についてのアドバイスみたいなものを書いてみます。


まずここまで本当にお疲れさまでした。合格、不合格どちらにせよ、ここまで来れたこと自分のことををまずは褒めてあげましょう。

一生のうちでここまで努力することは、人によりますがそんなに多い機会ではないと思いますからね。

さて、試験も終わり、そろそろ1週間が経とうとしています。どう過ごされているでしょうか。

羽を少し伸ばしているでしょうか。昨今のウイルス騒ぎのせいで、なかなか思うように過ごせないかもしれませんが・・・

自己採点で合格点を越えた方々に向けた内容になります。4月までの約1カ月。ものすごいインパクトではないかもしれませんが、この入職までの1カ月もこれからの人生において大事な時間になると思います。私はそうでした。なので、どう過ごそうか結構真剣に考えていました。

ただ、国家試験で全力を出し切って、燃え尽きた感はあったので、1週間くらいは参考書にすら手を付けず、好きなゲーム、読みたかった漫画、観たかったアニメを消化したりしていました。

その1週間が経過してからは、国試を見直したり、過去の国試や模試の復習をするようにしました。4月からの臨床に向けて、基礎知識をしっかり定着させておこうと思ったからです。

同級生たちからは「まだ勉強すんの?」と言われたほどです(苦笑)
卒業したのに母校にもちょくちょく行って勉強したり、自己学習している後輩に勉強を教えたりもしていました。

でも、やってないとどこまでいっても不安だったんです。自分が臨床で通用するのかどうか。患者さんの疾患、症状、人生と向き合えるのかどうか。だからこそ、まずは基礎からしっかり押さえなおしておこうと思い、てっとり早く国試や模試を使って復習をすることにしたわけです。

特に自分が入職する病院に、恐らく多いであろう患者さんの疾患などについても手持ちの教科書や参考書で確認するようにしていました。

国試であれだけ追い込んで覚えた知識ですが、1カ月丸々やらないでおくと、さすがにそれなりに忘れます。なので、1カ月前からやるかどうかはそれぞれの勉強スタイルによりますが、入職までに基礎を復習する時間は取った方がよいと思います。


ここでもう1つ大事な時間の使い方を紹介します。

それは、他業種の本を読む、です。

医療や介護の世界に1度入ると、なかなか仕事しながら外の世界のことを知るのは難しくなります。

ネットが発達した今ならまだ情報は手に入りやすいかと思いますが。でも、まとまった時間を使って、紙媒体で読む、電子書籍でもいいから活字を読む、というのは大事だと思います。できれば紙がいいですね。

で、入職して暫くは他の業種のことについて学んだりする時間はなかなか取れないでしょう。

仕事に慣れるのに疲れることもあるだろうし、自己研鑽をする必要もあるだろうし。

そうなると、この1カ月のフリータイムはかなり有用になってくると思うのです。私も数冊だけですが、全然関係ない業種の本や小説を読んだりしていました。

外のことも知っておくと、考えの幅が拡がります。色々な発想ができる知識や思考法を身に付けておくと、これからの社会は間違いなく有利になると思いますよ。


それぞれに事情があったりして、時間の活用は様々だと思いますが、参考にしていただければ幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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