85.蜜蜂と遠雷 連載からの加筆・修正 最終回

PONTOON  2016年5月号 No.212 
愛の挨拶 P193-195
本 P500-505

「そうね。まさかプロコフィエフの二番で
泣けるとは思いもよらなかったわ。あたし
としても、彼女の復活は嬉しいな」
「そうね。まさかプロコフィエフの二番で泣けると
は思いもよらなかったわ。あたしとしても、彼女の
復活は嬉しいな」
「彼女は、演奏活動に復帰するんだろうか?」
「依頼があればやりたいと言ってるみたいよ。実際、
もうそういう話もあるみたい」
 清々しい表情の少女の顔が目に浮かんだ。

 こうして呑んでいる二人のあいだにも、
安堵と脱力感が漂っている。
 こうして呑んでいる二人のあいだにも、安堵と脱
力感が漂っている。
 三枝子は軽く伸びをした。

「マサルはどうするの?またコンクール
にだすの?彼なら、どのコンクールでも
行けると思うけど」
「マサルはどうするの?」
しばしの沈黙ののち、三枝子が尋ねた。
「またコンクールにだすの?彼なら、どのコンク
ールでも行けると思うけど」

 ふと、風間塵が街頭で演奏しているとこ
ろが目に浮かんだ。
 ふと、風間塵が街頭で演奏しているところが目
に浮かんだ。
 行き交う人々が足を止め、目を輝かせて彼の演奏
に聴き入っている――

「久しぶりに、ピアノを弾きたくなった」
「久しぶりに、ピアノを弾きたくなった」
 三枝子もつられて、自分の手を見る。

「三位に入ったんだから、彼もこれでよう
やくピアノをゲットできるわけね」
「三位に入ったんだから、彼もこれでようやくピア
ノをゲットできるわけね」
 ナサニエルが苦笑する。

「そもそも、ダイアンの親権問題と、離婚
のごたごたが片付いてからの話ね」
「そもそも、離婚のごたごたが片付いてからの話
ね」

https://www.youtube.com/watch?v=8ryUG57yUQI
ミュージック P195-196
本 P505-507

なし。
https://www.youtube.com/watch?v=PpbKn7fCQ8c
サクナクションでいいんかなぁ?

終わっちゃいました。
最終回、愛の挨拶とミュージックと2つの章があります。
愛の挨拶のところだけ、やたら追加が多いですね。
ミュージックは風間塵についてのとこなんで、塵のところはやはり修正が少ないどころか、ここは全く無しでした。

あぁ、やっぱりルビ問題もちゃんとやるべきでしたかね。って気にしてるのは僕だけかもね。
だれか、やってくんないかなぁ。なんで、そこに付ける、逆になんで付けないってとこが、結構あったりするんでね。
章の名前の曲も、動画いれたの途中からだしなぁ。

明日(と言ってしばらく休むかなぁ)、お約束した田久保さんの送り出しの言葉まとめてみますか。
Blue-ray買っちゃたんで、映画と原作の違い・・・。これはキリが無いかなぁ。
コミックもでてるし、文庫本のページもいれるか、なんて ほんとキリがないですよね。

では、長いことお付き合いいただきありがとうございます。
途中コピーが抜けてて、お待たせしたりしましたし。
国会図書館でコピー依頼したのが、1月18日、都立多摩図書館で
コピーしたのが、1月20日、モレに気付いたのが、・・・・
調べようと思ったけど、まぁいっか。
あのころは、まだ新型コロナ騒ぎはなかったよな。
いま、図書館もお休みしてるでしょうに。いつまで続くやら。
あの時、コピーしにいってて良かった、今やりたくてもできなかったろうからね。

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