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子どもから学ぶ2秒後に起こる分かりきった結末を恐れない姿勢。

子育てをしている人に限らず、子どもと接する機会がある人だったら子どもから何かを学ぶという経験は少なからずあると思う。

当然ワタシも数えきれないくらい子どもから学ぶ事はあるが、その中でも特に印象的なのは


『2秒後に起こる分かりきった結末を恐れない姿勢』


「そっちに行ったらぶつかるよ」

「それ食べたら熱いよ」

「そこを触ったら壊れるよ」


どれもこれも『ほら言ったでしょ』と続くものばかり。

大人からすれば分かりきった結末。


だが、何か行動を起こそうと思う度に『不安』や『心配』という名のブレーキをすぐに握ってしまうワタシにとって、この『とりあえずやってみる』の姿勢はとても眩しく見える。


子どもたちはそこに待つ結末を気にしている訳ではない。

成功を望み、失敗を恐れている訳でもない。

『とにかくやってみる』

やってみて、それがどういうものなのかを身を以て知りたいだけなんだ。


大人からすれば2秒で結末が想像つくような事に、目を輝かせて突き進む子どもたちの感性が正直言って羨ましい。


子どもたちはまだ経験した事ないものばかり。

その全てにワクワクが潜んでいる。


ではワタシはどうだ?


行った事ある場所ばかりか?

食べた事あるものばかりか?

触れた事あるものばかりか?


答えは全てNO。

それなのにとりあえずやってみようともしていない。

何なら、やらない言い訳まで準備する時もある。

大人になるにつれてそれが普通になっていた。


そんな中、子育てを通して子どもたちが見せるその姿勢が、これまでワタシが身にまとっていた『普通』を徐々に剥がしてくれている気がする。

忘れかけたワクワクを思い出させてくれた。


『とにかくやってみる』


今こうやって言葉を綴っているのも

そう思わせてくれた子どもたちのおかげだ。

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