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就寝時の条件。

まだ子どもたちが生まれる前、ツマと『就寝時の条件』について話す事があった。

ツマは

『真っ暗で静かな環境じゃないと寝づらい』

一方ワタシは

『明るくても騒がしくても大丈夫』

こう意見が分かれた。

ワタシには何故そうじゃないと眠れないのかがずっと理解出来なかった。

だが、ワタシの中のこの疑問は子どもたちとの暮らしの中でスッキリと解決した。


長女が赤ちゃんの頃、眠たそうにしていたら部屋は真っ暗にし、ぐっすり眠りやすいように環境を整え、何をするにも静かに静かに行動していた。

ところが次女の時は、ワタシたちが同じ様に気を使おうとしても長女がそうはいかない。

赤ちゃんが眠たいのなんてお構いなし。

騒ぐわ歌うわオモチャをガチャガチャ引っ張り出すわ。

更に1番下のムスコの時に至っては、長女に加え次女も一緒に騒ぎ出す。


ここに『就寝時の条件』の全てが詰まっていた。


ツマは長女。

ワタシは4人兄弟の3番目。


上の子が騒がしいと、下の子に『眠りやすい環境』などと言った選択肢はない。

『どの環境でも眠れるようにならなければならない』

きっと幼ながらに体をそう適応させてきたんだ。


実際、次女やムスコも騒がしい中いつもぐっすり眠っている。

逆に静か過ぎるよりも、姉弟の声が聞こえる環境の方がよく眠っている様にも見える。

騒がしく聞こえるその声が子守唄の様に安心するのかも。

下の子にとっては、生まれた時から騒がしい中で眠るのが普通の事だから。


就寝時の条件。

ワタシとってはすごく腑に落ちる気付き。


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