PAPA　PASSPORT（パパパス）への思い（前編）

自己紹介でも話しましたが、

もう少し、私（ポジパパ）のことを話したいと思います。

私は一般的な家庭で、社会人になるまで生活していました。

＜家族構成＞
父：一般的なサラリーマン（転勤なし）（趣味なし）
母：保育士
弟：３つ下のヤンキー

父は、仕事優先（そこまで出世してる訳ではない）であり、家事を一切せず、休日も自分の身体を休めることを優先しているような父親。

母は、１日中家事・育児・仕事（働くのは好きみたい）に追われ、自分よりも子ども優先している母親。

こんな両親なので、よく夫婦喧嘩をしていた。
子どものころの記憶では、夫婦仲良くしている印象より、喧嘩している印象のほうが強い。
夫婦喧嘩を見るのは私も弟も嫌だったので、それぞれの子ども部屋で過ごすことが多く、そのときは夫婦喧嘩の理由がわからなかった。
あとから母親から理由を聞くと、大抵「家事・育児」を手伝ってくれないことでの喧嘩だったそうだ。

私が一番衝撃だったことは、

いつものようにリビングで夫婦喧嘩が始まったので、私は自分の部屋に戻り、喧嘩が終わったあとにリビングに行った時のことだ。

キッチンの流し台の上にある電気だけがついた暗い空間で

母親が泣きながら、家にある食器を流し台で一つずつ割っていた。

母親は泣きながら、父親に対する文句を言っていた。

全部私ばっかり…

私は、母親が割った食器を全部片付け、傷ついた指に絆創膏を貼りました。

母親は普段から子どもに助けを求めないので、こんなときでも特に私や弟に何か言うわけでもなく、私も結局何もわからないままであるが、

ただ、こんな父親になるのは嫌だと思いました。

そして、子ども二人が社会人となり家から出たとき

母親から離婚届を出され、証人欄にサインするように言われた。

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