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Vol.47 ~イタリア1週15万の旅~ 旅は楽ありゃ苦もあるさ。絶対絶命。【シエナ】


【前回のあらすじ】
イタリアにきて15日。
ミラノ→キアッゾ→コモ→ヴェローナ→ヴェネツィア→ボローニャ→ラヴェンナ→フェッラーラ→フィレンツェ→ピサ→アッシジ→シエナ

山岳に立ち並ぶ町“アッシジ”からフィレンツェに戻る最中。
21歳の韓国人女性と仲良くなり、語学力のレベルアップを少し実感。
フィレンツェににつき、シエナ行きのエアコンの聞いていない車両へ乗り込み到着を待つ。


19:00

ウソだろ!?もう19:00!!???

なんて日だ!!!絶対20Kmは歩いている。

疲れたぁぁ!!!!!!足がちぎれる!


シエナの旅はフィレンツェ、アッシジで苦労なく満喫したツケが回ってきたかのような苦労の日となった。。

さかのぼること数時間前

結局、蒸し暑い車両に乗ったまま列車は無事シエナに到着。

駅周りがすっげーーー都会。

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【シエナ】
歴史と芸術がそのまま残る中世の都市。
迷路のような旧街地。一面赤レンガの街並みが一望できるスポットもある。

遠くに見えるは旧市街地では!?

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「よぉぉぉ~っし!最近調子いいからシエナも楽しむぞ~~♪」


まずはこの旅の決まり。

宿探し

これが出来ないと荷物は重いし、命の危険性がある。

再度言うが、事前予約などは一切していない。格安YHの本と地図だけ持って、当日予約をして今まで何とかやっている。


まずはシエナの地図探しだ。
駅近くにはインフォがあるので探して現地でもらう。
今思えば頭がかなりイカれている所業だ。笑


地図を50セントで購入しようとするが、小銭がない。
お札を出すと

「おつりがないからダメだ。小銭がないなら諦めて。」と言われた。

ムッカ~~

YHの住所を聞いても適当。
もういい。自分で電話して確認する。


近くの公衆電話でホテルへ予約の電話。

英語「もしもし、今日泊まれますか?」
ホテル「ノーイングリッシュ。オンリーイタリー。」

えぇぇぇぇ!!英語ダメなの!?

その後フロントの男性はイタリア語でガンガントーク。全然わからず諦める。

はいどうしよう!!


。。。

。。。

まぁ、とりあえず目指して行ってみっか!!

気を取り直して15㎏のリュックを背負ったまま観光スタート。

はい、ここでケータイ(圏外のガラケー。カメラとして使用)の電池切れ。

シエナの写真一切ありません!!ごめんなさい。笑


さぁ。幸先が悪くなってまいりました!

シエナの町は中心部は都会。

そして傾斜がすごい!!

坂道がエグイ!!荷物が思い!!汗がやばい!!!


あまりのしんどさに気が滅入る。
旅にも慣れてきたので、ここらで封印してきた「バス」を使うことを決意。

イタリアでのバスにはいい思い出が一つもないのだ(※過去参照)

ちゃんと確認して15番のバスに乗れっていうからチケット買ってバス停で待機。

あ!時間通りバス来た!

と、思ったのもつかの間、目の前をビューン。
「あれ???」

次の時刻。ピッタリだ。バスがむこうから来ている。
つぎは手を挙げてみる。

目の前をビューン!

「なんッでやねん!!!!怒」

もうバスなんて乗らないよ絶対。


大体このYHの本の地図!アバウトすぎ!!!

こんなもん世界地図で市町村探すみたいなもんやんけーー!

ぶつけようのない怒りがこみ上げる。


ここからは面白みがないのでダイジェスト

●中心の広場に到着。しかしあまりの疲れに「あぁ、これね、はいはい。」というリアクションしか沸いて来ず。
●塔にはあまりの人の多さに上ることを断念。
●途中買い物したスーパーの買い物袋の強度が弱く、ドサッという音ともに破れ落ちる。リンゴが坂道をコロコロと転がり、消え去る。
●YHを探すこと数時間。数十キロ歩きまわる。
●近くの普通のホテルも聞いてみたが1泊7000円。無理~~~!!!
●あれ、これヤバイな。。

それから

現在時刻は18:00過ぎ。
結論。

「シエナはもういい。フィレンツェに帰りたい!!(切実)」

ということでシエナの駅へ戻る。

途中。大きいデパートで夕食(桃や生ハム)を買う。

ふぅ、、、なんて災難な一日。。

19:00を過ぎ、

シエナ駅でフィレンツェ行きの列車を探す。


ウソだろ、、19:00発が最終便。。。だと。


続く。。


イタリアバックパッカー15万の旅

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ビジネス・他ノート

旅の経験を活かしてイタリアンレストラン経営を10年。大切にしている価値観や、これから困難に立ち向かう方々にぜひ読んでいただきたい内容です。
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