日記:結局、桐島は部活やめたの?

8/12(月)

夜に何となくNetflixの新着作品欄を見ていたら『桐島、部活やめるってよ』があって大歓喜。原作も読んだことないし概要も知らないがずっと観たかった作品。今まで加入してるサブスクのどれにも無かったので、てっきり権利者が配信を拒んでるのだと思ってた。


早速、鑑賞。

焦らされ続けて膨らんだ期待にしっかりと応えてくれた。


最近、自分が考えてたこととこの作品のテーマがぴったり合わさった気がする。

好きなことを一生懸命やりつづける楽しさと苦しさ。本来、何かを頑張る理由は「自分がそれをやりたいから」「楽しいから」だけでいいはずなのに、ほとんどの人は何かしら目標を達成しないといけないと思い込んでしまっている。もちろんそれが活力になって良い方向にはたらくこともあるが、それはあくまで通過点やボーナスみたいなものでしかなくて達成できるかどうかや到達までの早さはどうだっていい。それが好きなことを諦める理由にはならない。

この考え方を失うと自分がしたいことをしてるはずなのに苦しくて仕方なくなるときが来るんだと思う。


一方、現代社会の大部分はこういう間違った思想で走りつづけている。だから、そこで生きていかないといけないおれらの大半は自分の夢を学生までで諦めて効率を追求することでしか評価や喜びを得にくくなっている。辛すぎる。

で、こういった枠組みに囚われない、つまりは自分がやりたいから頑張ってるだけという人たちも少数ながら存在していて、この人たちはとてつもなくすごいし強い。それ故に前述したような一般人の気持ち(立場)を理解できないこともあると思う。


現実を見せつけられたのかエンパワーメントなのかはわからなかった。自分は残酷だと感じた。



総じてこの映画は最高だった。



嫌いなキャラは、

1位 野崎沙奈
-人のことを冷笑することしかできない空っぽ人間だから

2位 東原かすみ
-思慮深い人間に見せかけて結局は浅い言動が目に付くし人に興味なさそうだから

3位 沢島亜矢
-キャプテンなのに責任感無さすぎだろ。




一番好きなキャラは野球部キャプテン!!!!!





おわり

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?