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社会人ならコレだけは押さえておきたいこと4選

「社会人の一日の平均勉強時間は6分間」
これは、平成28年に行われた総務省の社会生活基本調査の結果です。

しかも、これはあくまで「平均値」です。

かなりの多くの時間、勉強している人もいれば、
まったく勉強していない人もいます。

私は、
おそらく大人の勉強時間は綺麗なまでに二極化しているだろう
と予想しています。

勉強している社会人は、スキルを積み、経験を重ね、
どんどんステップアップしていきます。
もちろん、勉強をしていない人との差はどんどん広がっていきます。

あなたは、どちらでしょうか。
一日6分以上の勉強を毎日していますか。

今回の記事では、
社会人ならコレだけは押さえておきたいこと
について4つにテーマを絞り、紹介しています。

これをきっかけに、一緒に勉強して
一緒にステップアップを目指しましょう。


1,結論から話す

話し方には大きく2種類あります。

演繹的な話し方」と「帰納的な話し方」です。

「演繹的な話し方」とは、
はじめに、
次に、
ですから、
前提から順番に話し始め、最後に結論を話す
話し方です。

例えば、

ポルシェは、高級車です。
だから、ポルシェはお金持ちしか買えません。
そして、私はお金持ちではありません。
故に、私はポルシェを買えません。

参考書籍『図解 コンサル一年目が学ぶこと』 著 大石 哲之

といった話し方です。

一方、「帰納的な話し方」とは、
結論を先に述べてからその後に詳細を明らかにする
話し方です。

例えば、

私は、ポルシェを買えません。
なぜなら、ポルシェは高級車であり、お金持ちしか買えない車です。
私は、お金持ちではないので、買うことができません。

参考書籍『図解 コンサル一年目が学ぶこと』 著 大石 哲之

といった話し方です。

このように、
「ポルシェを買えない」という事実を伝えるにしても
このように2種類の伝え方ができるのです。

双方にメリット・デメリットはあるのですが、
ビジネスの場において、多くの場合が
帰納的な話し方(結論が先)がフォーマル
といえます。

結論から説明が入ることで、物事がシンプルかつ明確に伝わります。
「PREP(プレップ)法」と呼ばれる方法があり、
  P(point 結論)
  R(Reason 理由付け)
  E(Example 具体例)
  P(Point 再度結論)
の頭文字をとった話し方の型です。

ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。


2, 相手の理解度を確認しながら話す

自分の考えてきた企画を提案する。
準備してきた資料を見てもらう。
その他様々な商談など、
上司やお客様に話しをする機会があらゆる場面でやってきます。

しっかり準備や練習をしてきて、話す内容の組み立てもできた。
準備もばっちり。

ところが話し始めると、
「本当に伝わっているのか?」
「納得してもらえているのか?」
と不安になった経験はないでしょうか。

そのような不安は多くの場合で的中し、
まったく伝わっていなかった。
理解してもらえていなかった。
なんてことがよくあります。

「もし相手が無言でいたら、それは理解しているからではなく、理解していないサインだと思っておいて間違いないでしょう。」

『コンサル一年目が学ぶこと』 著 大石 哲之  より引用

つまり、無言は理解ではなく、「わからない」のサインなのです。

他にも、隣の人の顔を見るような行為や「なんとなくわかりました。」「だいたいわかりました。」などの曖昧な返答も理解していないサインです。

このような相手の理解度を示すようなサインを意識的に確認しながら説明をしていく必要があります。

相手の表情やリアクションなど、様子をよく見て話すことを心掛けましょう。

3, 考え方を考える

仕事を任されたときや、新しい企画を考えるとき
多くの人はいきなり作業に入ります。

しかし、これはとてもに非効率な働き方です。

効率的な働き方・生産性のある働き方をする人は、

まず、
作業を始はじめる前に、手順を考える
そして、
その段階で合意を得る
ということをしています。

登山を例に考えてみましょう。

多くの人は、
大した準備もせずに、とりあえず目の前の道を
いきなり登り始めます。

でもそういう人は、途中で道に迷うこともあれば
食料や飲み物が足りないことに気づき、苦労することになるでしょう。

故に、たくさんの寄り道をする羽目になったり、
途中で下山を余儀なくされる場面に遭遇したりします。

頂上にたどり着くころには、大量の労力と時間を消費してくたくたになり、山頂からの景色を楽しむ余裕なんてありません。

一方、効率的な働き方・生産性のある働き方をする人は、

まずは、地図を仕入れ、道やチェックポイントを確認します。

次に、予想される困難を想定し、準備を進めます。

そして、歩こうとしている道と必要な準備が整った時点で
「この道で行けそうか?」
「チェックポイントはあっているか?」
「この準備で足りるか?」
と、その山に詳しい人に確認をします。

そこまでしてから登り始めるので、
頂上までスムーズに登ることができます。

ビジネスの場において、行動力は確かに大切ですが、
作業効率を高めるためには、前準備を怠ってはいけません。

①作業を始はじめる前に、手順を考える
その段階で合意を得る

という2点を大切にしましょう。


4, 人とは違う役割を果たす

ここでは、チームワークとは何かを考えます。

チームワークとは、
それぞれにしかできない役割をそれぞれが担って、チーム全体の目的・ゴールに向かって全員で走りぬける
ことです。

よく、「チームワーク」と「協力」が同じような意味で理解している人や使われている場面を目にします。

確かにこの2つは似ていますが、本質は違います。

チームワークを発揮する場面、
とくにビジネスの場面では、
まったく同じ役割をする人が2人以上いるとしたら、
それは残念ながらどちらかは不要ということになります。

大事なのは、
自分の能力でチームに貢献できることはなにかを考える
ことです。

「あの人はあんなことができるから私もできるように…。」
「わたしもあんな風にできるように練習しなければ。」

などと、周りと比較して、真似をしたり追いつこうとしたりする必要はないのです。

自分が得意なこと、できること
自分にしかできないこと

を探すことから考えてみましょう。

あなたのできることは、他の誰かのできないこと

ありのままのあなたがチームの力になります。

まとめ

今回の記事では、
「社会人ならコレだけは押さえておきたいこと4選」
について書いてきました。

初めにも述べた通り
現在の日本では、社会人の一日の平均勉強時間は6分間です。

これは、あなたが成り上がるためのチャンスとも捉えられます。

なぜなら、あなたが一日に6分以上勉強するようになれば
他の人との差つけることができるからです。

これを機に一緒に勉強して
一緒にステップアップを目指しましょう。

一度きりの限られた時間を生きるあなたの人生がより良いものになるよう
私がお手伝いさせていただきます(^^)


【今日の教訓】
なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。

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