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正しい目標の立て方

ciao!若手先生応援隊のヤタです。

「今年こそはダイエットをする!」
「本をたくさん読む!」
「資格の勉強をする!」

私たちは、日々たくさんの目標をたて
その目標の達成に向けてモチベーションを保ち
努力をしています。

しかし、上記のような目標を立てたにも関わらず
一向に達成できない。
毎年同じような時期に、同じようなことを言っている。
そんな経験があるのではないでしょうか。

こうなってしまう原因は、
貴方の意志の弱さが原因ではありません。

そう!
目標設定に問題
があるのです。

今回の記事では、
正しい目標設定(本質目標)」
について書いています。

 目標には4種類ある

目標を掲げたものの、
・やる気がでない。
・成果が出ない。
・何をしたらいいのかわからない。
といった状態に陥るのは
多くの場合、目標が不適切なのです。

良い目標を立てられると

・見通しが立ち、
・するべきことが明確化され、
・行動的になり、
・現状を評価できます。

目標には、4種類あるのをご存じでしょうか。

それぞれの目標について
「お金持ちになりたい」
というテーマで見てみましょう。

【4つの目標】
①平凡×一般的=価値観目標
②刺激的(魅力的)×一般的=ビジョン目標
③平凡×具体的=短期目標
④刺激的×具体的=本質目標

参考書籍:『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』著グレッグ・マキューン


目標設定のポイントは2つ
★一般的なことか、具体的なことか。     ←評価基準があるか
★平凡なことか、刺激的(魅力的)なことか。 ←ワクワクすることか

それでは、見ていきましょう。

①平凡×一般的=価値観目標

目標が平凡であり、なおかつ一般的な内容の目標は、価値観目標です。
価値観目標は、ざっくりとした生き方・考え方を言語化したものです。

「不自由なく暮らせるくらい、多額のお金を稼ぎたい。」

などという目標がここにあたるでしょう。

なんとなくどこを目指しているのかは伝わります。
でも、刺激的な目標かと問われると、どちらかというと一般的です。

そして、「不自由なく暮らせる多額のお金」という表現があいまいで
これでは
いつになったら、どれくらいのお金を稼げたら
なのかが測定できません。

こういった目標を立てている人は、
自身がより刺激的・魅力的に感じる目標を、
数値化して具体的に
考え直してみるといいかもしれません。

②刺激的(魅力的)×一般的=ビジョン目標

刺激的・魅力的な内容ではあるが、一般的な目標は、ビジョン目標です。
ビジョン目標は、価値観目標に比べ、より壮大なストーリーを意識できているので、モチベーションを高めやすいのが特徴です。

しかし一方で、具体的数値が明確でなく、測定できないことが特徴です。

「資産1億円以上のお金持ちになりたい。」

といった目標を指します。

「資産が一億円以上」という言葉はたしかに魅力的に感じます。

しかし、
どの時点で達成する(したい)のか、
総資産なのか純資産なのか、
個人での1億円なのか、夫婦(家族)で1億円なのか

そういった明確な基準が示されていないため、
途中経過での評価がしにくくなります。

こういった目標を立てている人は、
明確な期日や細部までこだわった目標を考えてみるといいでしょう。


③平凡×具体的=短期目標

特別魅力を感じるものではないが、具体的な目標は、短期目標です。
短期目標は、四半期目標ともいい、本質的な目標を叶えるための過程としてはとても有効なものと言えます。

スモールステップ などという言葉に置き換えることもできます。

「今年中に100万円貯めたい。」

といった目標を指します。

「今年中」という期日がある上に
「100万円」というゴールが明確にあるので
常に意識をしやすい目標です。

しかし、刺激的・魅力的かと問われると
そうでもなさそうな目標です。

もっというなら、
まぁまぁ達成できそうな目標
と言えるでしょう。

ゴールに到達するための過程としては非常に有効的ですが、
本来目指すべき「本当のゴール」はもっと先にありそうですね。


④刺激的×具体的=本質目標

お待たせしました。
これが、本当のゴール(良い目標)。

刺激的・魅力的な内容であり、なおかつ、具体的である目標が
本質目標です。

「年商1000万円以上を売り上げる会社を今年中に立ち上げ、以降5期連続で継続したのちに、会社を5000万円以上で売却する。」

※企業価値などについてはあくまで一例です。現実的な数値とはかけ離れている場合があります。

といった目標が挙げられます。

「お金持ちになりたい」という気持ちに対する魅力的な内容であり、
なおかつ
「今年中」、「年商1000万円以上」、「5期連続」、「売却金額」
など具体的な数値もあるため、達成できているかが評価できます。

こういった目標をたてることで、他の3つの目標とは圧倒的に違う点があります。

それは、
目標達成のためにすることが明確になる
ことです。

これまで、何度も立てた目標が達成できずにいたのは、

「本質目標でない目標」を立てたがために
なにをしたらいいのかが行動ベースでわからない。


という現象が起きてしまっていたのです。

まとめ

今回の記事では、
4つの目標の特徴について書いたうえで
「正しい目標設定(本質目標)」
について書いてきました。


これまで、目標を立てたのになかなか達成できなかった、あなた!

・継続力がない。
・やる気が出ない。
・いつも口だけ。

と自分を責める必要は一切ありません。

正しい目標の立て方知らなかっただけです。

正しい目標(良い目標)が立てられると、
見通しが立ち、するべきことが明確化され、行動的になり、現状を評価できます。
そして、目標を達成することができるようになります。

今一度、自身の目標や夢を見直してみませんか。
その瞬間から、自ずとあなたの行動が変わるはずです。

一度きりの限られた時間を生きるあなたの人生がより良いものになるよう
私がお手伝いさせていただきます(^^)


【今日の教訓】
「追いかけ続ける勇気さえあれば、夢は必ず叶います。」
― ウォルト・ディズニー ―


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