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乱れる

天候が乱れると体調も乱れます。乱れるとは平常ではないことです。
乱れても平常に戻れば良いのです。乱れているのに乱れたことを認めずに平常に戻そうとするから苦しいのです。

乱れたと気付く。
平常に戻るまで、
心を動かさない。

心を平静にすると行動も平静になります。

乱れて良いこともあります。平常では気づかなかったことに気づくからです。平常で気づくこと。異常で気づくこと。人生は気づきです。

注意されても指摘されても自分が気づかなければただの風と同じです。

嵐の前の風と普通の風は違います。同じ風ですが違いに気づいて備えができるのです。色々気づくには経験が必要です。経験を学びだと捉えて積み重ねると備えができます。

平常ではなく乱れたと気づくのは、いつもと違う結果が見えているからです。その原因は何でどのような縁(作用)でいつもと違う結果になったのでしょうか?

平常では気づかなかったことに気づくのが異常です。異常に気づかず心が乱れると行動も乱れるのです。異常に気づいて平常になれば心も落ち着いて行動も落ち着くのです。

観察しましょう。無理はしない。学んだことを思い出しましょう。

原因も結果も作用が変わらなければ変わりません。原因を増やしたり消したりする作用で結果が変わるのです。平常時と異常時の違いは作用です。

太陽が東から西に移動したように思うのは地球が自転しているからです。
太陽が昇る時間が変わるのは地球の回転軸が傾いていて太陽の周りを回っているからです。

複雑に見える結果でも原因も作用も単純なことからできています。
結果と原因と作用を見える状態にすることで異常を平常にするのです。

乱れると結果も原因も作用も混沌としているのです。見えているのは混沌とした世界です。一度に全てを見てはいけません。自分の知っている結果を探しましょう。その作用や原因はありますか?

結果、原因、作用と探ることを始められたら乱れは平常に戻れます。

悪いことをしてしまった時に心は乱れます。悪いことだと気づかなければ心は乱れないのです。他人に迷惑をかけることは悪いことです。正統化した迷惑は悪いことだと思っていません。

正統化しても迷惑をかけた事実は変わりません。そのことに気づくことが大事なのです。迷惑をかけた原因は自分の欲望を叶えようとしたことです。
他人に作用して自分の思いが叶ったとしても、他人に迷惑をかけた結果は残るのです。迷惑をかけたことに対する詫びと感謝を伝えれば迷惑がお礼をされたと感謝に変わるかもしれません。

感謝の気持ちで迷惑を引き受けるのがお互い様となれば住みやすい世の中になると思うのです。

乱れると協調がなくなるのです。心と体の協調。家族の協調、組織の協調。

乱れるを見えてくるのです。お互いに迷惑を引き受けるのが幸せにつながると感謝がなくなると不幸せになると気づくのです。

乱れたら気づきのチャンスです。乱れに負けない。勝たない。平常に戻しましょう。平常は平和ですが戦争で気づくこともあるのです。

戦争から学んだことを伝えていきましょう。

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