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思いやり

思いやりのある行動と思いやりのない行動では明らかに異なってきます。

行動している事に違いは無いのですが、自分の好機だと思って行動するとその結果は思いやりのない結果になるのです。

相手の事を思うとは自分がその立場になった時にどう思うかを考える事です。でも見誤ってはいけないのです。

思いやりは自分勝手ではいけないのです。

相手の思いを確認しながら自分の思いと相手の思いが同じになった時に本当の思いやりのある行動ができるのです。

一方的な押し付けになっていませんか?
断定した語りかけになっていませんか?
指示や命令、指図になっていませんか?

思いやりのない人を指導するのは指図ではありません。
指導するとは、相手に寄り添って思いを伝える事です。

おもてなしとはその思いやりの心で接する事であって、管理者はおもてなしを指示したり命令するのではなく指導できる人になる事です。

組織は命令で動かす事で効率的な動きができるのですが、思いやりが抜けると病む人が増えるのです。

効率重視の思想が思いやりを悪だと省いてしまったのです。

「思いやりましょう」と呼びかけているのは心の弱い人を助けるためだけではないのです。行動の全てに思いやりの気持ちを持ちましょうと言っているのです。

非効率的かもしれませんが、心が疲れてしまうと人は動けなくなるのです。
機械と人の違いは心があることです。

法律に思いやりを込めることができるのは思いやりのある人です。
機械に思いやりを込めることができるのは思いやりのある人です。
組織に思いやりを込めることができるのは思いやりのある人です。

ではどうすれば良いのでしょうか?

それは常に私は思いやりを持って行動しているのかと確認することです。
思いやりの心で接していれば運命は思いやりで返してくれます。