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知る幸せ

今日の写真は初スイカ。

スイカは野菜でトマトは果物、メロンは果物です。その根拠は次のとおりです。

野菜と果物の区別は食用にする未成熟な植物を野菜として成熟したものを果物としています。

おっしゃる通り、野菜と果物の区別は、食用にする部位が未成熟か成熟しているかという点で分けられることが多いです。

  • 野菜: 一般的に、植物の葉、茎、根、つぼみ、種子など、未成熟な部分を食用とするものを指します。

  • 果物: 植物が成熟した後にできる、種子を含む部分を食用とするものを指します。

しかし、この定義には例外や曖昧な部分も存在します。例えば、トマトやナス、ピーマンなどは、植物学的には果実(種子を含む部分)ですが、一般的には野菜として扱われます。

これは、これらの植物が甘くなく、食事の主食ではなく副菜として利用されることが多いからです。
また、未成熟な果実を野菜として利用するケースもあります。例えば、未熟なパパイヤは野菜として炒め物などに使われますし、若いバナナも料理に使われることがあります。

このように、野菜と果物の区別は、必ずしも明確なものではなく、文化や習慣、利用方法によって異なる場合があります。

私たちが日常的に「○○の匂い」と認識しているものの多くは、実はその物質そのものの匂いではなく、別の物質が原因となっているケースが数多く存在します。これは、物質が変化したり、他の物質と反応したりすることで、新たな匂い物質が生じるためです。


金属臭はその代表的な例で、鉄そのものは常温で揮発せず匂いを発しませんが、皮膚の脂質と反応することで1-オクテン-3-オンという物質が生成され、これが金属臭として感じられます。

また、鉄棒を握ったときの手の匂いは、この1-オクテン-3-オンに加えて、メチルホスフィンやジメチルホスフィンといったホスフィン類も関与していることが分かっています。

他にも、身近な匂いの正体を調べてみると、意外な発見があります。例えば、雨上がりの地面から漂ってくる独特の匂いは「ペトリコール」と呼ばれ、土壌中の細菌が作り出すゲオスミンという物質が主な原因です。

また、古書から漂うあの懐かしい匂いは、紙やインクに含まれるリグニンやセルロースといった成分が、長い年月をかけて酸化分解されることで生じる様々な化合物の複合的な匂いです。

さらに、海辺で感じる潮の香りは、DMS(ジメチルスルフィド)というプランクトンが作り出す物質が主な原因です。DMSは、地球全体の気候変動にも影響を与える重要な物質であることが知られています。

このように、匂いの正体を深く探求することで、物質の化学反応や生態系の仕組み、さらには地球規模の現象まで見えてくることがあります。ご指摘の「知る幸せ」は、このような知識の探求と発見の喜びを端的に表していると言えるでしょう。

匂いは、物質と私たちを繋ぐ invisible link(目に見えない繋がり)であり、その背後には、まだまだ多くの謎と発見が隠されているはずです。

知ってるつもりでも真実に辿り着けていないのです。そのものが原因ではなく別の何かが働きかけて結果となっていることにも注目したいのです。それを「知る幸せ」と名付けます。

#名も無き小さな幸せに名を付ける #パンダ大好きポッさん