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夜8時のエッセイです。今日の出来事

温泉に行ってきました。今日は温泉の入り方作法です。

今日の温泉は有田川町にある明恵峡温泉です。車で行くか徒歩で行くかはご自由にスマフォの地図アプリで道案内されて間違いなく辿り着けます。最初に靴箱に靴を入れます。錠をかける為に100円玉が必要です。

下駄箱と呼んでしまうのはわたしの世代が最後でしょう。靴を格納した番号を覚えておきましょう。靴を格納した場所と錠をかけた場所を違えたことがあるでしょうか?わたしはあります。

靴箱を開けたら靴が入っていなくて隣の靴箱に入っていたのです。不思議でした。

次に体温測定をしてOKサインが出たら自動販売機で湯代を払ってチケットを購入します。入り口でチケットを渡して湯船に向かいます。

男湯、女湯を間違わないようにします。衣服を脱ぐ時にも作法があります。ロッカー代の100円を準備しておきましょう。衣服を脱いでから100円を準備するのは野暮なことです。

湯船に入る前に体を洗います。シャンプーで頭を洗い、ボディソープで体を洗います。多少間違えても落ち着いて対処します。コンデショナーで頭を洗っても泡は立ちませんからおかしいと気づくでしょう。

しっかりと泡は流しましょう。湯船に泡が入るのは迷惑なことです。タオルを湯船につけてはいけません。湯船は露天風呂と室内風呂があるのでどちらも入りましょう。ゆっくり浸かって「ゴクラクゴクラクト」と唱えましょう。

次にコンデショナーで頭を洗います。余ったコンデショナーで体を洗います。体毛がしなやかになります。きれいに流しましょう。

もう一度入って温泉成分を体に染み込ませるのです。

湯船から出て体を流してはいけません。そのままタオルで体についた水分を拭うだけです。脱衣所で錠を開ける時に100円が戻ってくるので落とさないように手で受け止めます。転がしてしまうことがないようにしましょう。

たとえ転がしている人を見ても見ていないふりをしましょう。それが大人の作法です。バスタオルでしっかりと水分を拭き取りましょう。着替えのパンツは忘れないように。

下着を着た時に汗で引っかかって着ずらい時は無理矢理着ようとはせずに一度脱いで汗を拭いて落ち着いて着直しましょう。丸まった下着が体に紐状に絡まっている姿は見苦しいです。

服を着る前に体重を計っておきましょう。服を着てから体重を計ると服の重さがわからず重い服になってしまいます。

脱衣所から休息室に移動する前に冷たい飲み物を買っておきましょう。迷うことがないように定番を決めておきましょう。わたしの定番はヤクルトです。

マッサージ機を使う時には全ての荷物を持ってどの機械を使うのかを決めて座りましょう。荷物と体が離れているとマッサージに入れる小銭が手元にない。飲み物が無い。スマフォが無い事態になるのです。

今日の写真はフットマッサージ機です。小銭だけを持ってマッサージを始めたら飲み物と離れてしまって困ったことになりました。

食事もできてお土産も買える売店があります。スタンプラリーのスタンプを集めれば500円割引してくれるのですが、台紙を忘れたので悔しい思いをしました。

温泉は思ったよりも疲れました。



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