見出し画像

目的があるからダメなんだ

目的があると

目的があると、今している事は目的に沿った行動をしているから正しいと思ってしまいます。目的意識がない人間はダメ人間だと思われていますが果たしてそうでしょうか?

目的の為なら手段を選ばない

手段と過程が大事なのだから目的よりも過程に重点を置いて過ごしましょうと言うのも目的があります。目的に到るための過程は、目的があるから目的に制約されているのです。楽しく生きると目標を定めたとしましょう。

目の前に困っている人がいます。助ける事は自分の目的に叶っていると思えば助けて目的にそぐわなければ見捨てます。その判断は正しいのでしょうか?

生きていく為に仕事をします。私と仕事どちらが大切なのと聞かれた場合、生きていく為には仕事も大事、あなたも大事ですが、仕事を選んで別れたりあなたを選んで仕事が疎かになったりそれは困りますよね。

何よりもわたしの事を大事にしてもらう事が目的だと色々困った事が起こります。目的が何であれその目的に制約されてやらなければならない事や人生の役割が果たせないかもしれません。

目的を持たないと言っても

生きる目的は持たないで欲しいのです。目的は到達点の在り方、姿です。目標はそれに到るための具体的な指標です。人生にゴールは有りません。そうです。生きる目的なんかなくても生きていけるのです。目標は欲望なのです。欲望を満たすのに人生の目的という隠蓑(かくれみの)を使ってしまった浅はかな知恵が悪いのです。仕事場の目標、目的と人生の目標、目的は次元の違う話なのです。

次元の違い

親から言われる「死ね」と他人から言われる「死ね」と愛する人から言われる「死ね」では重みが違います。信頼していた人から「死ね」と言われたならばそのショックはどうしようもないものです。同じ「死ね」でも受ける気持ちは異なるのです。それを解決するには、次元を変えてしまうのです。

親から他人に、信頼していた人から他人に他人だと思えば何を言われても言い返せばいいのです。「お前こそ死ね」本当に死を望んでいたとしても他人です。自分との縁はその程度なのです。

他人から信頼される人に

日頃からできている事はいざとなっても同じです。周りがどのように変わろうとも自分は変わらない。いや変わり続けているのかもしれない。でも目的があって変わっているのでは有りません。あなたにあわせているのです。

日頃から良い習慣を身につけましょう。同じように毎日を過ごしますが毎日が違っています。自分の役割を果たすのです。その役割は毎日、毎時間、毎秒で変わるかもしれません。

右を向いてと言われれば

右を向く

私に「右を向いて」という人は、他人である。
私が右を向いたらいつまでも右を向き続ける事を知っている人である。
他人には「右を向いて」とは言わない。私が「右を向いて」という事ができる人はいつまでも右を向き続ける人である。だから「右を向いて」とは言わない。他人に「右を向いて」と言われても聞こえない事が多い。

役割を果たす

目的意識を持つのではなく、今の自分の果たすべき役割を把握してそれを行う。人生は劇場のようなものなのかもしれません。演じる役者さんは、自分の役以外のことをすれば劇になりません。上手く演じてもそれが当たり前で表現の仕方がよければ名優。でしゃばってもダメ、役割が裏方かもしれません。演出家にスポンサー自分の役割を把握してそれを行えば良いのです。

台本は無いが役割はある

人物設定と環境設定がちやんと行われていたら勝手にドラマを演じてくれます。それは運命のパターンがわかっているからです。たくさんのパターンを経験していれば台本は書けるのです。人生の台本は演じながら作られるのです。

なんちゃって(笑)

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,418件