理解力と説得力と4つの助け合い
思いやりの社会は次の剛力が必要です。
剛力とは強い力ですが暴力や軍事力、腕力が強いのではありません。
理解力と説得力が強くなくてはいけないのです。そして互助、共助、自助、公助の四つの助け合う仕組みを作って利用していくのです。
理解力
現在の問題点を知らなければ解決する事はできないのです。問題点を明確にする為に要因を知るのです。その仕組みと推測される結果を推論する能力が理解力です。
説得力
問題を解決する為には働きかける必要があります。人を動かすには問題点と原因の因果関係から説明して次にどのように動けばどうなるのかを説明して納得させる力が必要です。
互助力
互助力とはお互いに助け合う事です。一方的に助ける事は不公平です。
お互いの力を同じだけ使う気持ちが必要です。互助は困った時のためにお金を貯めて置く仕組みです。貯めたお金から助け合うのです。
共助力
家族や近所で共に助け合う事です。金銭的な助けではなく困っていないかを確認し合う力です。自分で協力できる事があればできる範囲で行えば良いのです。
自助力
自助力とは自分の力で困った時に対応できるように準備して置く事です。保険や貯金などで安心を準備する事です。
公助力
誰にも助けられない時でも公共の力を頼れば良いのです。無人島に流れ着いてしまったり、戦争やクーデターなど無秩序になれば公共の力を頼る事はできません。
助け合う力
自助力が強ければ誰の助けもいらないと思うかもしれませんが、心はお金では買えません。困った事は、経済的なことだけではないのです。共助(共に助け合う)には日頃からそのような関係を築いておかないと互助力に頼ることになるのです。
困った時の解決策は、社会の仕組みを理解してその解決策を社会に説得しなければならないのです。
力にはたくさんの種類があります。その中でどの力を強くすれば問題解決に結びついて強くする方法がわかれば問題は解決するのです。
結婚とは自分と他人とその縁を理解、説得(プロポーズ)してお互いに助け合う事です。
理解もせず、納得も説得もしないで結婚してもかまいませんが、死ぬまでには理解して説得して助け合う関係になりたいものです。