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誰かに憧れたり夢を見ること。

私は今年で27歳になった。

今でもK−POPアイドルに憧れたりするし、叶うか分からない夢を追いかけてワクワクしている。

これは、間違っているのだろうか。

「いいかげん大人になりなさい」「年相応の格好をしなさい」「真っ当に生きなさい」

大人になるとは?

年相応って?

真っ当な生き方って何?

日本はまだ、何となく、この生き方が真っ当で、この生き方は真っ当ではないという何の根拠もない固定概念が存在していると思う。

うちの親もそうだ。

だからたびたびバトルする。

確かに、この年齢になって自立できておらず、貯金が少なく収入が不安定という現状は改善すべきである。これは夢を追いかけるにしても、自分で生きていくために解決しなければいけない問題である。

だが、何かに憧れる気持ちや夢を持つこと自体を否定されたくはない。

大人は現実を知って、必要とされる場所を見つけて、それでお金を稼ぎ、ある程度働いたら結婚して家庭を持つ。そうしたら一人前。

親が20代の頃よりは、多少自由な世の中になったと思うが、未だに色々な固定概念が存在していて、周りの友人もそれを基準に生きている人が多く、息苦しくなる。

就活の時も、

なぜみんな、自分のやりたいことではなく、福利厚生や年収で企業を選ぶのか。

なぜ、興味のない業界の採用試験を受けるのか。

疑問で仕方がなかった。

たしかに、「生きる」ためには仕方のないことなのだと今になっては思う。

ある程度の収入がないとやりたいことも出来ない。

安定的な収入がどれだけの安心感を与えてくれるのか、一度就職した私にもよく分かる。

それでも、自分の中にある夢を否定してしまうのは、もったいない。

この前、「逆転人生」というNHKのドキュメンタリー番組で、スターウォーズのCGを手がけた成田昌隆さんが紹介されていた。家庭を持ちながら45歳で脱サラをして夢を叶えた人である。

また、私が感銘を受けた本『1度きりの人生だから絶対に後悔したくない!だけど、まわりの目が怖くて、なかなか動けない。そんな20代の君が1歩を踏み出す50のコトバ』の著者である吉岡秀人さんは、医学部を卒業し4年病院に勤めた後、全てを捨てて、発展途上国での医療活動を1人で始めた。今ではジャパンハートという特定非営利活動法人の最高顧問を務めている。

この様な方々を見ていると、本当に勇気をもらえるし、憧れる。

人一倍努力して、何かを犠牲にして、自分の夢を追いかけたのだと思う。

私も何かを人に語れるような、後悔のない人生を送りたい。

夢を夢で終わらせたくない。頑張ろう。

と、書いているうちに改めて思った。


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