コロナウィルスの存在が開業前にわかっていたとしても、やっぱり囲碁カフェをやっただろうという話

はじめましての方も、
そうでない方もこんにちは。
カフェと囲碁　ひだまりのDJ店長Mayuです。

ふと、コロナウィルスによるこの悲惨な状況が、
お店をオープンする3年前にわかってたとしたら、開業しなかったかな？と考えました。

答えは、やっぱり絶対やる　です。

理由は２つ。
1つ目は、万が一お店を失ったとしても、
打撃を受けるのはお金だけであって、
命がとられるわけではないからです。

2つ目の理由は、
そこにしかない強烈な出会いがあるからです。

理由の説明はのちほどするとして、
なぜそんなことを考えたかというと、
カフェやりたい！と夢を持ってた人たちは、この騒動で夢を諦めちゃうのかな？と思ったからです。

最近「ひだまりチャンネル」というお店のYoutubeを始めました。
https://www.youtube.com/channel/UCVWbM9DkKNNSFITFwb4FVXQ?view_as=subscriber

なにを発信しているかというと、
囲碁の盤上の話というよりも、
囲碁プレイヤーのインタビューや、
カフェ経営や囲碁のお店の経営についてのノウハウを話しています。

囲碁の盤上の話は、2級という最弱経営者の私では詳しいところまで話せません。なので、プロ棋士の方や、インストラクターの方にお任せしています。

囲碁屋のやり方、特殊なカフェの作り方や経営の仕方。
これはむしろ、少数の人しかできない話です。
なんせ、囲碁のお店で有名なお店は、
大都会の東京ですら、5軒くらいしかないので。

その中でも、こういう話を発信できる人はあまりいなさそうなので、
始めてみたというわけです。

Youtubeにしても、NOTEにしても、
読み手がいて、初めて成り立つものです。
自己満で書く人もいるかと思いますが、
誰かに何かを伝えたいから書くのではないでしょうか？

話が少しそれてしまいましたが、
Youtubeは「お店をこれから持ちたい！」
という想いを持った人に向けてのアドバイスをしたくて始めました。

自分がやってしまった間違いを伝えて、
お店持ちたい人が、昔の人より楽に開業や経営できたら、
さらにお店持ちたい人が増えるだろうと思ったからです。
仲間は多い方がいいじゃないですか。

それで、Youtubeの撮影をしながら、気付きました。
「コロナウィルスで今は開業どころじゃないよね」と。
いつか収束したときに、誰かが見てくれたらいいな。と。

しかし、世間の人の考える飲食業の印象は、
今回のコロナウィルスの件で、
より一層こういう見方になったことでしょう。

補償もなく、労働時間も長く、
こういうことが起きると、真っ先に打撃を受ける業界

こんな印象持たれたら、
やりたいな～と思ってた人も、やっぱり辛そうだからやりたくない。

そうなるでしょう。

でも、自分がまだ開業してなかったとして、
今の状況が予測できたとしたら、囲碁カフェやらないのかな？
と考えてみました。

それでもやっぱりやる決断をすると思います。
事務職OLも10年やって、
飲食も10年やって、
比較したときに出会ってきた人数が違うからです。

OL10年間で出会った人は、5社勤めて60人くらい。
その先にお客様もいるので、×2倍として120人。

囲碁カフェ3年やって出会った人たちの数。
1日に一人新しい人が来ているので、
25人×12か月×3年(経営歴)＝900人。

OLだと10年で120人。
囲碁カフェは3年で900人。

数字にしてみると、改めてすごいなって思います。
私が勤めていた会社は中小企業だったので少なめだとは思いますが。。

実際は900人以上新しい人とは出会っています。
すでに外国人の方は500名くらい来ているので、
日本人の方を含めたら、もっとたくさんいるでしょう。

カフェ×囲碁
だから、新しい人とも会話になる。

カフェにいっても店員さんと話すことはありません。
囲碁のお店には、囲碁に興味のある人しかいきません。
お茶しにいこうと思える雰囲気のお店があまりないからです。

しかし、私のお店は両方をちゃんと兼ね備えた場所です。

だから、たくさんの方と出会えました。
900人と会えば、
そのなかには一生に発展する付き合いも見つかります。
900人知り合いになれば、そのなかで仕事をくれる人もいます。

お金をたくさん持っていて120人しか会えないのと、
お金はさほどないけれど、
900人の人と出会って日々過ごすのと、どちらが豊かになるかと考えると、
私は後者を選びます。

人と出会うことが、自分の人生を豊かにする秘訣。
そう教えてくれたのは、バーテンダーのころの先輩でした。
若い時に、そう伝えてくれる人がいたから、
一度OLになっても、飲食店やろうと決断しました。

ワクチンが開発されたとして、
世の中が戻るのにどれくらいの日々が必要なのでしょうか？

店舗を持ち、家賃を払っている身としては、
それがいつなのかわからないことに恐怖を覚えます。

だけど、人との出会いで人生が豊かになると信じて、
仕事に誇りをもって今の現状打破に努めていきます。

これから飲食店をやりたいと思っていた人は、
不安にかられてもうあきらめちゃう人もいるかもしれません。
ですが、必ずお金に代えられない出会いがあるので、
夢をあきらめないでほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。