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(21) 行きたい施設がいっぱい 2019年 その1
こんにちは。
2024年始まってもう2ヶ月が経つ頃ですが、今年初の更新です。
中国では春節を迎え、福岡の街には本格的に観光客が
戻ってきている今日この頃ですが、あのコロナ禍からもう丸4年ですね。
そして今年は閏年。
そういえば、閏年生まれの方って平年は
誕生日お祝いはいつやるんでしょうね?28日?1日?
ちなみに法規的には、免許更新の期日は平年の場合
2月28日になるそうです。
なんか1日損した感じですね〜。
小学校ではまだインフルエンザが流行っていて、油断はできませんが
(ちなみに今日はバレンタインデーだというのに今週末まで学級閉鎖です)
もう世の中は完全に共存が進み、働き方も変わってきていて
いい流れのような気がしています。
はい〜 2月イベントの話題もこの辺で…
2019年の仕事を振り返っていきたいと思いますが
今回は少しアミューズメント色が強めの建物が多かったです。
(画像をクリックすると大きく表示できます。)
○ くろべ市民交流センター
富山県黒部市に『あおーよ』という名称で2023年10月にオープンした施設です。
残念ながら、このプランは不採用でしたが表現が面白かったのでご紹介します。
「市民が集い学ぶ文化・交流の拠点」を基本コンセプトに、図書館を核とし
市民会館や公民館での市民活動、生涯学習のほか子育て支援センターなど
多機能が融合する中心拠点誘導施設を整備しています。
こちらの計画地は、かなりの旗竿型で
本施設へのアクセスまで、通りから少し距離がありました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1707807057995-YbyC0YvRVt.jpg?width=1200)
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担当の藤城さんはかなり苦悩していました(苦笑)
フルカラーで着色していた人物や賑わいを全部グレー表現にして欲しいとの修正が入り
それこそ『早く言ってよ…。』となりました
時間が経って見ると、これも珍しい見せ方で新鮮です
![](https://assets.st-note.com/img/1707807095304-ZQ51Tos3Tn.jpg?width=1200)
3Fの天井・床を透かして2Fから階段や4F部分までを透かして表現。
人物も白黒でデザイン化して配置しました。
○ 秋芳洞ターミナル計画
![](https://assets.st-note.com/img/1707807126426-p2Sfs6Pn6m.jpg?width=1200)
山口県美祢市に有名な『秋芳洞』という鍾乳洞があります。
そのすぐ近くに観光バスメインのターミナルと観光交流センターがあり、
この結構年季の入った施設の外構を中心に改装オープンするという計画でした。
久しぶりに現地のGoogleを確認したのですが、建物の外壁あたりはそのままで
外構やポール、フェンスなどが綺麗に整備されていました。
建物内部も改装されたようです!
![](https://assets.st-note.com/img/1707959905228-XG71YS9o3e.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1707959898801-0Is9jIJeCe.jpg?width=1200)
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※ 追伸
周辺をぐるぐると見回していると、なんだかおしゃれな建物が
目に止まりました。以前は老舗の和風レストランがありましたが、
そこが新しく『シエスタ秋吉台』というベンディングラウンジになっていました。
無人の自販機のみのカフェスペースです。
地方の観光地は高齢化も進んでいるせいで、お食事どころも少なくなり
コロナ禍がさらに拍車をかけたのかもしれません。
今後、こういった無人経営できる形態のおしゃれ店舗はもっと増えるのかなと
思っています。私は冷凍餃子の店舗も手土産などでたまに利用するので
こういったお店好きです〜!
宣伝広告はインスタのみのようです。今どき〜。
2023年10月にオープンしたばかりですが、要チェックですね!
春になったらドライブかてら行ってみたいです。
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○ 鮫浜小学校 基本設計イメージパース
2017年に発注いただきましたプロポーザルが、基本設計の段階になり
内部のデザインが固まったところでインテリアメインのパースを
描かせていただきました。
細かい図面の読み取りから始まり、かたちにしていく中で
楽しいのは、小学校の賑わいや壁・黒板などの作り込みです。
今時のおしゃれな学校の設えに感心しつつ、いつになっても変わらない
小学生の賑やかな感じも演出しながら描き進めました!
![](https://assets.st-note.com/img/1707966123820-6jTlOnD9W5.jpg?width=1200)
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理科の『植物の発芽と成長』パース担当者それぞれのこだわりがあって面白いです!
○ 姶良市庁舎 プロポーザル
鹿児島県姶良市庁舎計画です。
プロポーザル選定されまして、2024年5月に開庁予定です。もうすぐですね〜!
今は外構工事が進んでいます。
プロポ時と若干デザインは変わっています(よりシンプルになっています)
当初は、やまなみをデザイン化した議場の屋根がありましたが
設計時にフラットな構造になったようです。
こういったデザインは竣工時には無くなってよりシンプルになることが多いです。
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○ 松戸市庁舎 プロポーザル
千葉県松戸市のプロポーザルのイメージをご依頼いただきました。
こちらも選定いただきましたが、移転案と現地建替え案で
まだ議論が続いているようで、計画自体はまだ動いていません〜。
ざっくりとイメージでボリュームや周辺環境やインフラなどを提示する見せ方で
こういった表現を希望されるクライアントは結構多いです。
線画が上がればほぼ完成なので、結構作業が早いやり方でもあります。
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○ 蕨市庁舎 プロポーザル
この『蕨』という漢字をしっかりと認識したのは、この物件が初めてでした。
埼玉の方にはお馴染みの地名だと思いますが
蕨市は、日本一面積がコンパクトな市だそうです。
そして国内で最も人口密度の高いまち、そして『成人式発祥の地』だそうです。
すぐ近くに、かつての宿場町の雰囲気を残す通りがあったり
実は外国人人口の割合が10%を超す、など多国籍な場所でもあるようです。
この仕事は、人や祭りなど賑わいを描き込む上で
こういった土地の情報を調べ始めることからも始まります。
知らないことを勉強できて、とても勉強になります〜。
長細い羽板状建材を平行に並べた「ルーバー」が特徴的な庁舎外観は
蕨の伝統的な織物「双子織(ふたこおり)」の色彩を意識させると同時に
遮熱効果を備え、中山道の町並みと調和するようデザインされました。
2023年10月10日(火)に全面開庁されています。
1階にはカフェスペースが設けられ、市社会福祉協議会が運営により
入れたてのコーヒーなどを楽しむことができるそうです。
蕨市のHPにパースが掲載されています。
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黒と木の調和がシックでいいですね〜!
○ 天文館 複合商業施設計画
再開発物件として、2014年末頃から徐々に発注いただいています。
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2度目の発注。
商店街入り口のアーケード円柱は写真から図面と照らし合わせて作画しました。
写真と図面が中々合わなくて気合いで作画しました。
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その後、2017年初めに1F広場周辺のデザイン検討用パースを製作しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707961771411-s8QoTj9bnm.jpg?width=1200)
その後『センテラス天文館』というホテル・商業・市営図書館の複合施設に決定。
低層部の7Fまでの内部用途がイメージしやすいように断面にして
プレゼンテーション用のパースを製作しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707807521796-GyFDGlQRF3.jpg?width=1200)
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こちらは2022年4月9日(土)にグランドオープンしました。
最初の計画から6年以上かかっています。
商業が絡む再開発は、地権者が細分化されていることもあり
かなり時間がかかりますね。
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![](https://assets.st-note.com/img/1707886877625-1hOevPXCKw.jpg?width=1200)
○まなびの森保育園銀座 内部イメージ
子育て環境の充実の一環として新たに保育所を設けるため、
銀座一丁目にある水谷橋公園を「立体都市公園制度」を活用することにより、
公園を地上から建物の屋上に整備して保育所を設ける計画です。
公園にあったシンボルツリーの枝垂桜を移植し、芝生広場や壁面緑化などにより
緑豊かな公園となっています。屋上から眺めを見渡せるガラスのフェンスによって開放的となり、子どもの遊び場・就業者・来街者の休息場として
利用されています。
内部インテリアの提案プレゼンテーションとして
珍しい多目的ホールでの能を学んでいるイメージを描かせていただきました。
外国人も多い場所なので、人物にも入れて欲しいとの要望がありました。
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まるで高級旅館のような作りです!
こちらは保育園のHPです。銀座という歴史的な場所で
日本文化を継承するとても魅力的な取り組みをされています。
○ しながわ環境未来館
2018年からご依頼をいただいていた施設です。
最初は外観のざっくりした外観イメージのご依頼からの始まり。
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その後計画が具体的になり、全体アクソメパースを
ご依頼いただきました。
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子供がたくさんで描いていて楽しかったです。
『エコルとごし 品川区立環境学習交流施設』という名称で
2022年5月にオープンしています。
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こうやって実際に出来上がると、感動もひとしおです。
今回は、なかなかに変化球な物件が多かったので、竣工情報なども
調べながら『へ〜ぇ』とついつい深く調べすぎました〜。
尋ねてみたい建物が多かったです。
ご参考になったら幸いです。
次回は2019年その2です。
ピーアンドエル スタッフ 大石
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