価値提供方法が中小企業とスタートアップで全然違うという話
TimeCrowdの商談のたびに「Googleカレンダーと連携できますか?」と聞かれていつも「最上位プランのオプションでAPI連携すればできます」と答えていたのですが、昨日、ついに全ての利用者様が使えるようにアップデートしました。
リプライやDMで嬉しい反応をたくさん頂きました。
1日が終わる寝る前の気持ちとしてはこんな感じでした。
今回のGoogleカレンダー連携だけでなく、
TimeCrowdに保存された作業時間とシフト表をAIに渡して
数十人のメンバーが日次でどのタスクをやるかを自動でアサインさせる機能など、まだ一部のお客様にしか提供できていない機能があるのですが
「毎月の作業がリアルに30時間浮いた」などの声を頂いて
「自分は今、世の中に価値提供できているな」と心の底から実感できています。
2007年、15年前に大学を卒業して就職せずに起業。
納品型のフルスクラッチ受託開発。
全く実績がない自分達を信じて発注してくださるお客様。
ずっと辛かったのはキャッシュフローの心配よりも
「期待を満たす価値を提供できるか」
でした。
提案力、技術力、自分達が努力で補えたとしても
お客様都合であったり色々な要因でお客様が期待していた価値を出せないことがある。
一方でSaaSと呼ばれるビジネスモデルだと
既にある程度ソフトウェアは出来上がっていて
それをトライアル利用し、いけそうだったら課金というものなので
提供する機能要件という意味で期待を裏切る可能性はほとんどない。
既にあるソフトウェアを提供するだけで数百人年間利用料として数百万円の請求書を出したときのワクワクはすごかったです。
「このお金、お客様の期待を満たすために使うんじゃなくて期待を超えるために使えるんだ」と思いました。
ALL STAR SAAS FUNDというベンチャーキャピタルのサイトのリード文は共感がすごい。エンドユーザが使う画面など、会社としてコアの部分はフルスクラッチ開発していいけど会計、契約管理、勤怠管理、工数管理などはフルスクラッチ開発するのではなくSaaSを使う方が使う側はコストや安定性などの恩恵を受けられるし提供する側は提供先が増えれば増えるほど機能が洗練されていく。みんなが幸せになれる。
ここの動画でSaaSのビジネスモデルについて自分の言葉で説明しましたけども会社として短期的に黒字を続けたかったら受託開発の方が実現可能性が格段に高い。
この図でいうところの「中小企業」が僕の15年間の経営人生のうち14年間ぐらいで、「スタートアップ」は直近の1年ちょいぐらい。
ビジネスモデルが全然違って勉強しないといけないことだらけだけど
そんなスタートアップに興味がある方はお気軽にご連絡ください〜!
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