インターネット的情報発信について
性格診断の結果、僕は「アイデアがあっても他人に伝えることが下手」らしい。はい。
伝えることが上手な人ってほんとすごくないですか。
記事を書くって読み手の前提知識や読解力はバラバラなわけで、それをいい感じにバランスとって表現する。ほんと尊敬します。
「インターネット的」という糸井重里さんが書いた本があるんですけど、これとか「あああ、僕がうまく表現できなかったものを全部言語化してくれててすごい」ってなりました。
2001年、スマホもTwitterもないインターネット黎明期に
インターネットというものがなんなのかを
めちゃめちゃわかりやすく書かれた本です。
「インターネット的」ではない世界、例えばリアル空間、居酒屋での会話ではAさんがBさんに向けて情報を1つ選んで口頭で伝える、それをうけてBさんはまた1つ情報を選んで口頭を伝える。コミュニケーションが一筆書きなんですよね。
一方で「インターネット的」な世界(「有機的」とも表現されてました)ではAさんが持つ知識をBさんとか関係なくあれこれ発信する。Bさんはその中から興味があるものについてコメントする、みたいな。
「人と話すの得意ではないから」と言って絵だとか音楽で表現する人がいますが僕にとってそれがインターネットなのではと思いました。
相手の理解や気持ちを察するのは苦手だけど、考えを巡らすことはできる。
相手を意識しない発信がだれかの役にたったり何かとつながって発展したりする。
今やっているTimeCrowdも繋がる部分あるなって思います。
チャットでのコミュニケーションが上手くなくても
「今このタスクをやってるよ」というのを他人のためではなく
自分のために記録していく。
それが他のメンバーの役に立ったりする。
現実世界の置き換えも面白い取り組みだとは思うんですけど
僕は、インターネット時代ならではの価値提供したいなと個人的に思いました。
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