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竹製のハブラシと私

買ってみた

世界で1年間に捨てられる歯ブラシの数をご存知ですか??
正解は約36億本。日本においてほとんどのプラスチック製ハブラシは可燃ゴミとして焼却されて生分解されないゴミとして埋め立てられています。

脱プラを少しでも進めていきたい気持ちから、初めて竹製のハブラシを買ってみました。実店舗ではまだ竹製のはあまり出回っていないので、どうしてもネット販売での購入になります。
各メーカーさんから出ている商品を色々見比べましたが、それぞれが思いを込めて製産されていることもよく伝わるのでとても迷いました😳

今回は竹にこだわってみようと思い、結果、竹が純国産のこちらを購入してみました。HPも参考までに↓

MEGURUの竹の歯ブラシ。パッケージも竹製の紙。かわいい。


ハンドル:バイオマス、竹
ブラシ:ナイロン(ひまし油由来の植物100%樹脂)

生分解性をとるか動物愛護の視点をとるか

ブラシ部分が豚毛のもあり、脱プラの点から見ればそれも良しとは思ったのですが、完全なヴィーガンではなくとも、ナイロンの毛ではなく‘生き物’の毛を口に入れる事に抵抗があって、今回はほんの気持ち、やや動物愛護寄りで選ばさせて貰いました。
こちらの商品に限らず、環境問題を意識した時に動物愛護の点からも見て、製産者も今後、どうやってエシカルな商品を生み出していくのか考えるのは色々難しいだろうなと思いました。いい物を作りたい、しかし手間も費用もかかる、規制すらある、けれど使って欲しいから価格は少しでも手の届くように…など。

私自身がこうやってどれを買うか迷ったと言う事も、以前と心境の変化が生じてるのは間違いなく、今後も何を優先するか、その都度問われるように感じます。


※プラスチック製でもリサイクルで回収してくれる企業もあるようです✨気になる方はチェックしてみて下さい✨↓

竹について調べた事

竹は成長がとても早く、竹に隠れて太陽光に当たりずらい植物達が枯れてしまう事もあるそうです。ならば、どんどん竹を切り倒して使えばいいのに!って思いますが、高度経済成長期に安価で作れるプラスチック製品への流れも受けて、いつの間にか日本各地に生える竹の使用が、限られたものになっていったそうです。
母にも竹のハブラシの存在を伝えると興味をもってくれましたが、母が子供の頃は竹製品がいっぱいあったのに今では身近な物でなくなったことが少し寂しそうでした。

聞いたところ、竹には抗菌作用や菌の増殖を減らす効果があるそうです。毎日口に入れるハブラシには持ってこいですよね。

歯磨きによる「マインドフルネス」効果があがる??⤴️

過去記事「ハミガキで心を整える」にも繋がるのですが、今回こうやって竹のハブラシにして思いを馳せてるからなのか、歯磨きでのマインドフルネス瞑想の効果をアップさせてくれている気がします。
使い初めてから1週間。たまたまラッキーな事にこの竹の手触りやグリップ感、力のかけ具合、そして歯に当たる感覚などが相性がよく(?)しっくり来てるので、じっくり感じとりながら磨けているように思います。つまりはマインドフルネス状態に入りやすいと言う事。
昨日の事や明日の事を考えずに、‘今やっている事に意識を向けて集中する’ トレーニングってやつですか。続けていきます🙏


「竹ってなんかいいよね〜(・∀・)」と広まっていって普通になって、色んな製品が増えて、店舗で気軽に竹の歯ブラシが買える日が来たら嬉しいです☺️

※エシカル( ethical )… 道徳上の。また環境や社会に配慮したさま。

【デジタル大辞泉】より

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