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電話が怖い!!

NYに引越して1ヵ月弱ほど経った頃、ついに恐れていた日が来た。
・・・電話です。

ある日部屋の設備に不具合があり、見に来てほしい旨を管理人さんに連絡。
電話だといつも以上に英語が暗号と化し、全く歯が立たない!とこの日(↓)悟っていた。
そのため返事はメールで欲しいと文面に添える✉️

が、次の日全然普通に電話で連絡が来た。
電話にメールで返すのはさすがに意味が分からないので、腹をくくる。
ただ着信に気付いたタイミングが遅く、
「折り返ししなきゃ、英語で何て言えばいいんだ、返しはできるのか、そもそもなんて言ってるか分かんないだろうけど・・・」等とごちゃごちゃ考えて無意味なシュミレーションをしているうちにいい時間帯になってしまい、この日はゲームオーバー。

めちゃくちゃに落ち込む。

夫は慣れない土地で仕事まで頑張ってるというのに、こちらは小学生でも出来るようなことに怖がってまごついて・・・と自己否定が止まらず心拍数が上がりノックダウン・・・ノックアウト🥊
ささいな事ではあるのだが、ささいな事だからこそ、サッと対処出来なかった事実が重大なことに思えてしょうがなかった。
今書いていても本当恥ずかしくて情けないけど、正直電話への恐怖心が何倍にも増幅してしまっていた・・・
落ち込みながら夫に連絡。また翌日リベンジすることに。

そしてその日、ほぼ塵と化した人間(だったもの)を励ます為に、
仕事帰りの夫がチーズケーキとプディングを買ってきてくれた。
その神々しい優しさに感謝すると同時に、こんなことで騒いで心配をかけている自分の情けなさが改めてズドーーーーンと押し寄せてきて、めちゃくちゃ泣いた。

優しさのかたまり

翌日は色々とありまた着信を受け、せめて対面がいい・・・と思いフロントへ攻め込む(迷惑)。
が担当者が違ったらしく「今ここから電話するから待ってて」と言われる。もう電話から逃れられない運命なのである。
結局担当の方と受話器越しに数ラリーして、半分くらいしか分かんなかったけどどうにか修理の約束をすることが出来たのであった。

ーーーーーーーー完ーーーーーーーーー

さて、もうこんな思いはしたくないし迷惑かけたくないと嘆きながらもなかなか思うように馴染めない英語。

まずはやはりスピードが早いしハッキリ聞きとれない。
速度に慣れようと、YouTubeでネイティブ同士の会話を聞いたり現地のテレビを見たりするけど会話のオチ全く分からない。

👂序盤
「うちの兄のマイクがさ~△△で~世界で一番〇〇な男なんだけど~」
ふむ。マイクの話ね。

👂中盤
「でグロサリーストアで□□□に会って~じつはそいつがホニャホニャホニャホニャ~」
マイクがスーパーでやばめの人物に遭遇したらしい。

👂終盤
「んでゴニョゴニョホニャホニャーーー〇$?◆*♪@■だったんだ!!!!」
「HAHAHAHA!!!Crazy men!!」
あれ終わった?やばめの人物は?兄のマイクは無事か???

頑張って頭をフル回転させているうちにいつのまにかハハハハクレイジーメンである。
知ってるワードを頼りになんとか中盤まで食らいついても、終盤一気に突き放される。
オチ直前は早くその先を言いたいのでホニャホニャホニャホニャーーーーとスピードアップしがち。
せめて強調されるオチだけでも聞き取れればよいが、耳に入ったとしても、聞いたことないスラングとか略し言葉だったりする。
早口についていける脳を手に入れるのか、一生発することは無いであろうスラングに慣れるほうが早いのか、どなたか教えてください。

そしてスピード以外にも・・・つなぎ言葉を文中で連発されると思考停止してしまう。
like(なんか)、You know(ほら)、Imean(というか) などなど。

日本語で「ほら」「なんか」「てかさ」って言われても軽くスルー出来るのに、英語だと他のワードと同じ熱量で全部頭に飛び込んでくる。ヤメテ!
全て重要な意味を成す言葉だ!と決めつけてキャッチしてしまうので、予期せぬタイミングでlike、like、とかやられると頭がこんがらがる。
もうお手上げ思考停止参りました状態になる。
せめて喋り出しかラストで勘弁してください。
お願いです。ビックフェイバーです。

こんなんで、いつか普通に生活できる日は来るのかな。
ねえ、ハム太郎・・・(暗)

・・・へけっ!!

公式が出している動画があったのだ

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