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ことわざ辞典603
今日のことわざ
ことわざ:立つ鳥跡を濁さず
読み方:たつとりあとをにごさず
意味:人が去るときには、後に残るものをきれいにしておくべきだという意味です。
転じて、仕事や場所を去るときには、後始末をきちんとして、後に悪い印象を残さないようにするという教えです。
#たとえ話
A君が引っ越しをする前に、住んでいた部屋を掃除しないでそのままにしようとしているとき、B君が「立つ鳥跡を濁さずだよ。きちんと掃除してから出て行こう」とアドバイスします。
#会話例
A君:今日でこの会社を辞めるんだ。デスク周りの片付けは後でいいかな。
B君:いや、それは良くないよ。立つ鳥跡を濁さずって言うじゃないか。
きちんと片付けてから行こうよ。次に使う人が困らないようにさ。
このように、立つ鳥跡を濁さずということわざは、去り際の礼儀や配慮を促すものです。
どんな場面でも、最後まで責任を持って行動することの大切さを教えています。
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