見出し画像

ことわざ辞典629

今日のことわざ:
風が吹けば桶屋が儲かる

読み方:かぜがふけばおけやがもうかる

意味:一見関係のなさそうな出来事が連鎖的に影響を与え、最終的に予期しなかった結果につながることを意味します。

このことわざは、因果関係の複雑さや予測不可能性を示しています。

たとえ話
A君: 最近、雨が多くて外で遊べないよ。

B君: 雨が多いと農作物が育って、食べ物が豊かになるよ。なんだか「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいだね。

解説
このことわざは、以下のような連鎖を想定しています。

風が吹く → 砂ぼこりが舞う → 目に砂が入る → 盲人が増える → 三味線を弾く人が増える → 猫の皮が必要になる → 猫が減る → ネズミが増える → ネズミが桶をかじる → 桶屋が儲かる。

このように、一見直接の関係がないように見える出来事が、連鎖的に影響を与え合い、最終的に意外な結果につながるということを表しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?