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魅惑のアリーナグルメにつられて〜湘南ベルマーレフットサルクラブの発信力がスゴイ〜

OWL magazineの読者のみなさん、こんにちは! すっかり寒くなってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか? 五十嵐はすこぶる元気です。今回は、湘南ベルマーレフットサルクラブのスタッフさんの告知につられて、前日に行き先を変更して小田原アリーナに向かってしまった話です。

特にフットサルには贔屓のチームがない私は、実は直前まで別の試合を見に行くつもりでした。

ところが試合前に、とても楽しそうに準備をする湘南ベルマーレフットサルクラブのスタッフの皆さんの発信が次々と目に止まるようになり、その楽しそうな雰囲気につられて、ついつい行き先を変更してしまったのです……。

今回、私はなぜ湘南ベルマーレの試合に魅力を感じ足を運ぼうと思ったのか?

今回の観戦を通して、改めて告知の大切さを実感したわけですが、告知が大切なのはスポーツクラブに限ったことではないなと思います。私も記事を書いた際は、SNSで拡散することがあります。その際に「読んでみよう」とか「面白そう」といったように、興味を引くことができなければ、どんなにいいことを書いても読んでもらうことはできません……。

今回小田原アリーナで経験したことを元に、告知の大切さやSNSの使い方を、私なりに考えてみることにしました。 

■初めての小田原アリーナと湘南ベルマーレフットサルクラブのスタッフさんとの出会い

私は以前、一度だけ小田原アリーナに試合を見にいったことがあります。
その際のお目当ては、名古屋オーシャンズと立川・府中アスレティックFCでした。(湘南ベルマーレのみなさんごめんなさい……)
だけど、実際に足を運んで体験した湘南ベルマーレのホームゲームがものすごく楽しくて、その経験が強烈に印象に残っていました。

この記事を書いた際に、湘南ベルマーレフットサルクラブのスタッフの遠藤ふみかさんが以下のようなリアクションをくれました。

私はそれまで、遠藤さんの存在を知りませんでしたが、自分が試合観戦を楽しむことで、スタッフさんの喜びに繋がっているのが目に見えるのは、試合に足を運んだファンとしては、すごく嬉しいですよね。私はとっても嬉しかったです!
この時のやりとりをきっかけに遠藤さんをフォローをしてみました。すると、ホームゲームで開催しているイベント準備の様子や、どんなことを考えて企画して実行しているのか、心境が手にとるように伝わってくるツイートがすごく多かったんです。

試合時に行われるイベントの舞台裏が追えたり、スタッフの想いが感じ取れるというのは、見ているだけなのに愛着が湧くきっかけになるんだなと思いました。

OWL magazineの読者の皆さんは、応援しているクラブが決まっている方も多くいると思います。私は、Jリーグだと鹿島アントラーズの応援をしています。
応援しているクラブからの情報を得る手段としてクラブのHPやアプリ、公式のSNSをみている方々が多いのかなと思います。私は、情報収集の手段として主にTwitterを用いることが多いです。

様々なクラブのアカウントをフォローしていますが、情報が多すぎると流し読みの対象となってしまい目に止まらなかったり、少なすぎると目に留まる機会が減少してしまったり、SNSの使い方については自分自身も日頃から難しいなと感じることが多いです。目に止まる頻度や情報量も、受け取る側によって、多かったり少なかったり、感じ方にも個人差がありますよね。うーん。難しい……。

発信はもちろん、自分からアクション(RTやリプライ)を起こすことも大切そう。現に私は全く知らない存在のスタッフさんから、前回嬉しい反応を貰ったことで、フォローをしました。アカウントをフォローをしたら情報が届く。届いた情報がもとで、私は今回会場に足を運ぼうと思ったわけです。
SNSって侮れないなと改めて……。

SNSでの発信も、誰かの投稿にリアクションすることも苦手な私は、改善の余地が大アリです!


■ストーリーが追えると愛着が湧く〜五十嵐が小田原アリーナに足を運んだワケ〜

今回私が小田原アリーナに足を運ぶきっかけになったのは、このツイートでした。

最初は単純に「何これ!可愛い!」という軽い気持ちでした。
対戦相手のバサジィ大分は、大分弁で「すごい」という意味の「ばされー、ばさねー」と、「俊敏な」という意味の「さじい」を合わせた 造語でチーム名が作られています。他にも 大分名物の「アジ」「サバ」の音も含んでいるそうで、対戦相手の大分を喰うということで、サバを使ったアリーナグルメを開発したんだなというのは分かりました。

さっきのツイートの引用リツイートを見てみると、1人のスタッフさんのツイートが目に止まりました。

これを見た時に、湘南ベルマーレはなんでこの企画をやろうと思ったんだろう? 私は気になったので、ちょっと調べてみることにしました。
すると、この企画を実現するための企画ウラ話をツイートしているスタッフさんを見つけました。

メニュー開発までの試行錯誤などが書いてありました。この可愛いイラストは、椎野さんの手書きだそうです! すごい!! 可愛すぎる!!!

ツイートの最後にこんなことが書かれていました。

たしかに、スタグルをクラブが企画することでより一層一体感が生まれるというのは、深く頷けます。先程の「なぜ?」の答えですね。
コロナ禍で活動に制限がある中でも、ファンとのタッチポイントを増やすことに重点を置いている湘南ベルマーレらしい素敵な企画です!

今までも選手とのコラボ企画のメニューなどに取り組んでいるチームなどは多くあったと思います。ただ、今回はなぜこの企画をやるのか、どんな想いを持って企画したのか、メニュー開発までの流れなどが見えることで、より一層身近に感じたことが、私にとって足を運ぶきっかけになったのは間違いないです。素晴らしいマーケティング力の餌食になった五十嵐です!

この体験は自分が旅記事を書く際にも、すごく参考になりそうだなと思いました。

例えば、旅楽しそうな様子をリアルタイムでTwitterで発信する。それが印象に残っていれば、後々記事を書いた時により多くの人に興味を持ってもらえるのではないかなと思いました。
どうしてもSNSに苦手意識がある私ですが、これを機に少しだけ記事に興味を持ってもらえるような発信を増やしていこうと思います。

■バッチリ椎野さんお手製のステッカーをゲットしたよ

サバを使ったタコスとてまり寿司は、なんと数量限定!
当日ドキドキしながら小田原アリーナに向かいました。

五十嵐は果たして限定のアリーナグルメにたどり着くことができたのかって?

ジャジャーン!

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しっかり両方のアリーナグルメをゲットしました。
お手製のステッカーはめちゃくちゃ可愛かったので、iPhoneケースに収納してます。めっちゃお気に入り。

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他にも選手が作ったビールなどもあって、小田原アリーナの充実度は、以前よりパワーアップしていてすさまじかったです! 一本お土産に購入しました。

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なんとなんと、リトアニアで出会った湘南ベルマーレのサポーターの太郎さんとも再会できました! 

太郎さんの奥様と、可愛い息子さんにも会うことができたよー!
太郎さんが「息子を載せると、たくさんイイねがつくよ! 写真撮りなよ」と言ってくれたんですが、見事に逃げられてしまいました……。

五十嵐メイは失恋しました……。

息子さんとっても可愛かったです!

■実はまだまだ餌食になりそうなクラブがあるよ

名古屋オーシャンズのスポンサー、株式会社セゾン アスリートライフデザイン事業部の新田さんが虎視眈々と、私をオーシャンズの沼に沈めようと機会を伺っています!

何かとTwitterで声をかけてくれる新田さんは、オーシャンズのアリーナグルメも担当されているのかな? ちょっと詳細がわかっていないんですが、何かと声をかけてくれます。

10/24は、名古屋オーシャンズ初の春日井市での開催ということで、周辺の飲食店さんを美味しそうにたくさん紹介しているツイートをみると、ついつい釣られてしまいそうです!! 

というか、新田さんの影響でかなり気持ちが遠征に傾いています……。

やっぱり関わっている人の「楽しい」や「好き」を伝えるって、人の心を動かす力になるんだなと改めて思いました。


さてさて週末の五十嵐の行方はいかに……?

それでは皆さん、また来月お会いしましょう!!

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