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芽生え始めた自己肯定感という希望

最近、自己肯定感の向上について考えることが多い。
それを実践する中で、少し自分の中に変化があったので早速記録します。

他人の悩みに心から向き合うこと

他者に対して"心から向き合う"。よく聞く言葉でありながら、 案外できていない事が多い。

例えば他人から相談されたり、悩みを聞かされた場合を想像してほしい。
この場合、私の返答は大体同じだった。
当たり障りのないことを言って、「大変だね」「まぁ頑張るしかないよね」で
会話をしめる。

きっとこの言葉の背景には、「いちいち突っかかるのもエネルギーがいるので、
軽く同調しておくのが妥当だという心理」と
「他人は他人で自分は自分と思う節があるので、他人が何をしようと興味がないという心理」が(私の場合は)含まれていると思うのです。

こんな時、心のベクトルは他人に向いておらず、自分自身に向いている。
そんな事に気付いた私は、今まで自分の内面に向けてたベクトルを、
相談してきてくれた時くらいは他者へ向けようと意識するようになった。

相手の答えてほしいポイントを探りながら、言葉を選び、それを論理的に組み立てる。潜在的な悩みの根源を引き出せるように質問したりもする。

こう書くとなんともたいそれた事をやっているようだけど、ただただカウンセラーのような気持ちで聞いている。
頭をフル回転させて相手と向き合った後の「ありがとう」は心の距離が近づいた気ようで、とても嬉しい。

自分の得意な事で、他者に貢献すること

そこで得られる自分は役に立てるという自己効力感の中に、
自己肯定感を上げるヒントがあるように思う。

もっと言えば、自分のネガティブ(だと思っていた)部分をも肯定できる成功体験を作っていくこと。私たちにはそれが必要なのかもしれない。

私は自己肯定感が低く、都合のいい女になる恋愛も多かったし、
引っ込み思案で大勢の飲み会は蚊帳の外。
突き抜けた特技もなく、一度も内定をもらえなかった就活も経験した。
でも悩んだ経験があるからこそ、相談にも共感しながら向き合えるし、
戦略を練った2度目の就活の話は、皆が興味深そうに聞いてくれて
参考になったと言ってくれる。    

自分が得意な事を、得意な形で、他者に発信するということ。
別に得意とまではいかなくても、世間一般よりも考えているだろうなと思うことや好きなことでもなんでも良い。
それを一人で完結するのではなくて、他者へ表現することが俗にゆう「自分の長所も短所も受け入れる」ということに繋がるきっかけになるんじゃないかな。


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