さくっと秋の養生のお話

これを書いているのは2024年9月24日です。先日まで残暑がつづき30℃超え、湿度70％の日々でしたが、昨日から急に肌寒く感じられるようになりました。今年はとても湿気が多かったように感じます。そして気温が下がると同時に一気に空気が乾燥し始めました。あれだけ暑くて、暑さにはうんざりしてたのに、肌寒くなった途端、「夏、終わっちゃったね。。」なんてさみしくなるのはほんとに不思議です😂　季節は進んでいますので、しっかり秋養生、再確認しておきましょう。

中医学における秋の特徴

秋は四季の中でも、「収斂」と「清静」が重要とされる季節です。中医学の古典である『黄帝内経（こうていだいけい）』の「素問（そもん）」では、秋には体と心を「収める」ことで、冬に備えることが重要だと説かれています。「収める」とは、春と夏に外に向いていたエネルギーを内に向け、外界との交流を控えめにし、体内のバランスを保つことを意味します。