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がんばって!が合言葉。SALA SUSUファクトリーとは?|カンボジア情報

スオスダイ!(訳:こんにちは。)
パンダバス・カンボジア支店担当のかたかべです。

シェムリアップ市内から車で40分。
ダムデックという小さな農村の一角にSALA SUSUファクトリーがあります。

ここでつくられるお洒落なバッグや小物・雑貨は、SALA SUSUのショップにて実際に販売されています。

SALA SUSUファクトリーは、ダムデックのコミュニティーファクトリーとしての役割を担っています。

今日はそんなファクトリーを紹介します。


▶SALA SUSUって?

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シェムリアップのオールドマーケット内でもショップを展開している、カンボジアのライフスタイルブランドです。

日本語の公式WEBサイトからオンラインショッピングもできます。

(日本からも買えるのは非常に便利!!!)

2018年より「かものはしプロジェクト」から事業を引き継ぎ、雑貨を作る工房としてコミュニティーファクトリーを運営しています。

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ここでクメール語のお話。
SALAはカンボジア語で学校、SUSUはがんばってという意味があります。
(ちなみにタイ語でもSUSUはがんばって。インドネシア語では牛乳です笑)

作り手であると同時に”SALA=学校”の生徒でもある女性たちは、“SUSU=がんばって!”とお互い声をかけあいながら、ものづくりに励んでいます。
コミュニティーファクトリーで学び、それぞれの未来に旅立って行くこととなります。
SALA SUSUの工房は、明るい未来を信じてがんばることを学ぶ、カンボジア人女性の学びの場にもなっています。

最近は東南アジアのデザインを強く引いたものや、現地生産の洋服が女性に人気という流行もありますね~。バングラデシュ、スリランカ、インド、ネパールのお店が東京にもあるみたいですね!


▶NPO法人「かものはしプロジェクト」とは?

2002年より活動をしている団体で、「子どもが売られる問題」をなくし、世界の子どもたちが、未来への希望を持って生きられるように活動をしています。

カンボジアでは、最貧困家庭の暮らしを守るコミュニティファクトリー事業や孤児院支援、警察支援を通し、カンボジアで「子どもが売られてしまう問題」の解決の道筋をつくる活動をしてきました。
2018年3月末に、カンボジア事業の自立にあわせて、NPO法人「かものはしプロジェクト」としての活動を終了し、SALA SUSUにその事業を引き継いでいます。


▶カンボジアのコミュニティーファクトリーとは?

居住している村から通って働くことのできる職場環境のことをコミュニティーファクトリーといいます。
貧しい村に仕事を作り雇用を生み出すことで、売られる危険をなくし、家族が出稼ぎにでなくても生きていける環境をつくっています。
ファクトリーで働く前には、毎日日雇いの仕事を探さないといけない人がほとんどでしたが、ファクトリーで働いてからは、安定した収入で家族を支えることが可能となっています。


▶今回のレポートのツアーはこちら!

スケジュール:
08 : 30 宿泊ホテルにお迎え
09 : 10 SALA SUSUファクトリー到着
  -オリエンテーション
  -工房内で実際に働く女性たちとの交流
  -働く女性の暮らす村に移動して、農村の生活を体験
11 : 20 ダムデック村出発
12 : 00 宿泊ホテル到着

シェムリアップでみなさまのお越しをお待ちしています!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

オークン・チュラウン!(訳:ありがとうございます。)


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