つい最近、コンサルティング会社に転職をした。「今後こうなりたい」「こういう仕事がしたい」という意志を持って入社をしたのだが、同僚と話しをすればするほど、自身の選択は間違っていなかったと現状思えている。
ただ成長には痛みがつきもの。もっと大きくなるには、現状の限界を幾度となく超えていかなければならない。その過程で必ず、壁にぶつかり、精神的に、そして肉体的にも追い込まれる場面があるだろう。そんなとき、この本で紹介されている物事の捉え方、技術的な思考法がきっと自らを救ってくれるような気がしている。
仕事をしていると誰もがしんどいときがある。「気にすることはない」と声をかけてくれたとしても、おそらくその言葉を真正面から受け取れないほど、心に余裕がない場面がくると思う。そのような視野が狭まっているとき、この本をそっと読み返したい、そう感じる大切な一冊になった。