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『強み』が人生で大切な理由

『強み』がキャリアで重要な理由

『強みに着目する』というのは、私とポジティブ心理学を結びつけた大きな特徴です。

第5回のポジティブ心理学コンサルタント養成講座(以下、ポジコン)では、人生や生き方自体をキャリアと捉え、キャリアに対するレベルが一番高い状態…

ーつまり仕事で言えば、熱意を持って天職だと思って働いている状態ー

とは『興味・関心』『強みとスキル』『人に喜ばれる事』が重なっている状態だという学びから始まりました。


『強み』と聞いて、まず頭に浮かぶのは『スキル』や『才能』ではないでしょうか?

しかし、強みとは
『スキル』『才能』『身体的能力』『興味』『個性』『性格』のことを指すそうです。

『興味』が強みに入っていることは、驚きでありながらも、まさに『好きこそものの上手なれ』という言葉が浮かびます。

また、『強みの特徴』に『満たされないともどかしい』『活力を与えてくれる』
あぁ。まさに私が仕事にエンゲージメントしていなかった理由がここにありました。

強みを活かす事の重要性は、キャリアを仕事と捉えても、人生と捉えても『満足度(働きがい)』という点において、とても大きいことがわかります。
そして、それが成長、問題行動、健康…様々なところに繋がっています。


『強み診断』
VIA-ISとストレングスファインダー

さて。
『強み診断』といえば、やはりストレングスファインダーが有名です。

私は『VIA-IS』という診断はポジティブ心理学を学ぶ中で知ったのですが、正直、初めは物足りなさを感じていました。

というのも、ストレングスファインダーはスキルや才能を診断するのに対し、VIAはキャラクター。

VIAの方が信頼性も妥当性も検証されているのに、目に見えて扱い方のわかるスキルと違って、キャラクターは『で?だから??』となったわけです。

一方でスキルがわかったところで、『現状での活かし方は?』となった事も事実です。


実はこのモヤモヤ。ポジコンの回が進み強みに着目する『エンパワーメントセッション』を繰り返し行う課題が出たことで次第に晴れていきました。
(相変わらず、物分かりが悪すぎて我ながら困る)

私の解釈では
ストレングスファインダーでわかるスキルとは顕在能力で、VIAでわかるキャラクターは潜在能力(のようなもの)です。

例えば、同じスキル…車の運転とした時。
同じ車の運転技術であっても、身につけ方や原動力、動機が人それぞれであるのと同じなのではないでしょか。

あなたは車を運転できますよ。と診断されても、車がなかったり、必要ないと『活かし方が分からない』となりますが、
(まさにストレングスファインダーを受けた時の私)

あなたは注意深いですね。と言われれば、車の運転だけでなく、いろんな所にいかすことができます。


いくら講座で説明されてもピンときませんでしたが、私がセッションをしてきた人は、過去の成功に『強み』を(無意識に)使ってきたことが多いことが目に見えて分かり、納得したのです。

ちなみに、車の運転も注意深さも診断結果にはありません。(そりゃそーだ。)


知るだけで幸せになる強みの謎

話は少し飛びますが
『あなたらしさは?』と問われたとき答えることが私はできませんでした。

『自分らしく生きたい』と思っても、キラキラしたインフルエンサーや、タスクをこなす毎日。周囲や将来に気を遣った生活。

『私らしさ迷子』は私だけではないように感じます。

VIAは6つの美徳と24の強みから構成されており、それらは文化や国を超えて幸せにつながるとされているものです。

私はこのVIAの強みこそ、『私らしさ』だと思っています。
というのも、
『大切にしているもの』価値観であり
『使うと活力が湧く』原動力であり
『使えないと苦しい』一部であり
『無意識に使える』という心地よさがあるからです。
また、スキルではなくキャラクターなので、人に嫉妬する必要がありません。

そして何より、環境やライフステージによって変わり、変えることが出来るのです。

『私らしさ』が『強み』であるとわかると、
インフルエンサーに囲まれても、タスクに追われても、周囲に踊らされても、自分が自分らしく掴んできた軌跡に自信を持つことができます。

そして自分らしく(無意識に活力を感じながら)理想に手を伸ばすこともできます。

【気付き】【探求し】【応用する】
これこそAEAと呼ばれる自己成長のモデルではないかと思います。


自分らしさがわからない。
まずはVIA-ISを受けてみるのも良いかもしれません。

そして、『強み』をつかい。『弱み』を任せ。
人生というキャリアの満足度を高めませんか。

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