やらされる?やる?

今日は、意外なことから大きな気づきがありました。生徒たちの会話を耳にし、学びに対する私の見方が変わりました。

授業の帰り際に、二人の生徒が話しているのを聞きました。彼らはオンラインゲームをする約束をしていたのですが、A君が「明日のテストのために親に勉強をやらされるかも」と言っていました。するとB君が、「"やらされる"と思う限り、自分からは勉強できないよ」と返したのです。『見事だな~』と心の中で感心してしまいました。

私は最近読んだ本について考えていました。その本では、予習の重要性について触れられていました。高校時代、私は予習をただの負担としか見ていませんでしたが、今は異なる見方をしています。予習は、単に授業を理解するためだけではなく、より良い一日を送るための準備なのです。

生徒たちの会話と読んだ本から、勉強へのアプローチを変えることの重要性に気づかされました。勉強は、将来のためだけではなく、日々の生活を豊かにするためのもの。私たちは、勉強を義務ではなく、明日、笑顔でいられるために必要な準備としてとらえると、少し自分自身の行動も変わってくるのではないかと思いました。

この小さな会話が、私にとって大きな意味を持つことになりました。勉強とは、ただの義務や責任を超えた、自分自身の人生を豊かにするものに繋がるもの。この視点を持つことが、学びの質を高め、日々の生活をより意味深いものに変えることができるのです。

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