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骨粗しょう症ってなに?自己診断シートで骨密度をチェック

◆パナプラス薬局の「栄養だより」って?
パナプラス薬局の管理栄養士チームがお届けする“食と健康に関するコラム”。食に関するちょっとしたギモンや管理栄養士ならではの専門的なお話まで、チームメンバー8人が発信しています。本日は「骨粗しょう症」についてです。

日本に約1,000万人以上の疾患者がいるといわれる「骨粗しょう症」。実は、要介護になる原因の第3位でもあります。聞いたことがあるという方は多いと思いますが、一体どんな病気なのか…。今回は骨粗しょう症の症状やセルフチェックシートをご紹介します。


骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の強度が低下し骨折しやすくなる病気です。主な原因としては、女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏、加齢、運動不足などの生活習慣が考えられます。

骨は一度出来上がってしまうと、その後は変わらないもののように思われがちですが、実が古くなり劣化した骨は新しい骨へと生まれ変わります。健康な骨は、骨吸収(骨を壊す働き)と骨形成(骨をつくる働き)のバランスがつり合っています。一方で、骨粗しょう症が進行すると骨吸収が進み、骨がスカスカして脆くなるため、転倒したり、くしゃみをするなどわずかな衝撃でも、骨折を引き起こしてしまうのです。


男性だからといって甘く見るのは危険

骨粗しょう症は一般的に女性に多い病気ですが、男性も決して安心できません。男性も高齢になるにつれ、骨粗しょう症を発症する人が増加。男性が骨粗しょう症になり転倒すると女性より大きな衝撃を受けやすく、骨格が大きく太いことから骨折のリスクも高まります。

男性は女性のように、閉経に伴う急激なホルモンの変化は少ないため骨量減少のペースは緩やかではありますが、骨粗しょう症の発症に関連する生活習慣病の罹患率や骨の健康に影響する飲酒や喫煙をする割合が高い傾向にあるため、十分に注意が必要です。


セルフチェックをしてみましょう!

こちらは、骨粗しょう症のチェック項目」。セルフチェックを通してご自身の身体を知り、骨粗しょう症の早期発見にお役立てください。

 ☑︎背が縮んだ様な気がする
 ☑︎背中や腰が曲がった
 ☑︎背中や腰の痛みが動作がぎこちない
 ☑︎息切れしやすい
 ☑︎おなかがすぐいっぱいになる
 ☑︎外出がつらい
 ☑︎洗濯物を干すのがつらい
 ☑︎掃除するのが臆病になった

ひとつでも当てはまる方は骨がもろくなっている可能性があります。早めに受診して骨密度の検査をしましょう。

高齢者の場合は骨折をきっかけにして足腰の筋力が弱り、寝たきりや介護が必要な状態になる方は少なくありません。人生100年時代となり、健康寿命を伸ばすためには骨粗しょう症を予防し、骨の健康を保つことが重要です。本noteでは、今後「骨を強くする食事」についても紹介します。


パナプラス薬局管理栄養士チームよりおしらせ

パナプラス薬局では全店舗に管理栄養士が常駐しており、日頃から外来患者様を中心に栄養指導、栄養相談を行っています。

OTC商品(健康補助食品)購入に関するアドバイスや、専任の管理栄養士による「有料栄養相談プログラム」のサービスも行っておりますので、気になる方は各店舗までお気軽にご相談ください。

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