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食事中に口が痒くなる?それ、花粉症が関係しているかも!

◆パナプラス薬局の「栄養だより」って?
パナプラス薬局の管理栄養士チームがお届けする“食と健康に関するコラム”。食に関するちょっとしたギモンや管理栄養士ならではの専門的なお話まで、チームメンバー8人が発信しています。本日は「口腔アレルギー症候群」についてです。

特定の果物や生野菜を食べた後、口の中や喉に痒み・晴れ・痺れの症状が出たことはありませんか?もしかしたら、それは口腔アレルギー症候群で“花粉症”が関係しているかもしれません。

口腔アレルギー症候群とは

口腔アレルギー症候群とは、特定の果物や生野菜を食べた後に口の中や喉の粘膜にアレルギー反応を引き起こす病気のこと。数分以内に口の中で痒みや腫れ、痺れなどが出てきます。多くの場合、食後しばらく時間が経てば症状は改善されるものの、最悪の場合はアナフィラキシーショックと呼ばれるショック症状を起こすこともあります。


口腔アレルギー症候群と花粉症の関係

果物や生野菜に含まれているアレルゲンと、花粉中のアレルゲンは似ているため、花粉症の方は口腔アレルギー症候群を合併しやすいといわれています。

主な花粉と交差性がある食べ物

スギ、ヒノキ花粉・・・トマト
イネ花粉・・・トマト、すいか、メロン、オレンジ
ブタクサ花粉・・・メロン、すいか、きゅうり、バナナ


口腔アレルギー症候群の治療法はある?

いまのところ口腔アレルギー症候群を治す方法はまだありません。症状がある場合は医療機関を受診し、アレルギーの原因となる食べ物を確認して摂取を避けるのが基本です。しかし、加熱により摂取が可能になる場合も多かったり、缶詰などの加工食品であれば食べれるというケースも多いようです。

普段食事をしていて口の中に違和感を感じることがたまにある、このようなことで思い当たる節がある方は、一度医療機関を受診してみると良いかもしれません。


パナプラス薬局管理栄養士チームよりおしらせ

パナプラス薬局では全店舗に管理栄養士が常駐しており、日頃から外来患者様を中心に栄養指導、栄養相談を行っています。

OTC商品(健康補助食品)購入に関するアドバイスや、専任の管理栄養士による「有料栄養相談プログラム」のサービスも行っておりますので、気になる方は各店舗までお気軽にご相談ください。

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