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パンが動悸がして適応障害の診断を受けて休職した話①~メンタルクリニックについて~

昨年、適応障害の診断を受けて3か月の休職をした。

その時のことを書き散らかして、何かの参考になればと思う。


自分の状態がおかしいと気づいたのは昨年2021年だったが、既に2019年にその兆候はあったように思う。それまでいた部署から(不本意な)異動になり、直後に新型コロナウイルス感染症のせいで生活様式ががらっと変わり、その後も私生活でいろいろと辛いことが連続した。

年明け、2021年頃から、通勤電車に乗っている時や会社にいる時などに動悸がドキドキするようになった。土器がムネムネ。
全力疾走した後のように心臓がバクバクいうのだが、当然通勤電車内で全力疾走をしたわけではない。原因がわからず、また拍動が激しいということはそれだけ身体もしんどいし、呼吸もしづらいのである。
だが、その時点では「何かがおかしいな」という程度で止まっていた。


自分では「この胸のときめき……!これが……恋!?」と思っていたが、知人に冗談交じりで相談したところ、「それは普通ではないので一度病院に行け」とのアドバイスを賜った。

風邪なら熱や咳で「あれ、なんかおかしい」と気づくし、交通事故に遭えば血が出たり骨が折れたりして、他の人の目にも異変がわかる。
だが、麺(メンタルっていうとかわいくないので麺🍜ということにする)の異変は「気のせいかも」「疲れてるのかな」と見過ごされがちだし、どうしてもこの国ニポポポンでは麺の病気に対して偏見があり、なかなか医療につながりにくい。
早い時期に「病院に行く」という選択肢を提示してくれた知人には感謝しかない。


さて、麺の病院に行くか―となって、まず知人がお勧めしてくれたところに電話してみると、「初診だと2か月先になります」と言われた。
メンタルクリニックや心療内科に電話してくる人というと、かなり切迫している状態の人が多いと思うのだが、まじかよ……。
また、麺がへろへろになっている人に電話予約ってけっこうハードルが高い気がする。メールでの初診予約やHPのフォームからの申し込みがあればいいのに。

ちなみに後日わかったことだが、コロナで麺に不調をきたす人が増えていたらしい。(2022年現在も)
どこの麺栗(メンタルクリニックというと長いので麺栗と表記する)もパンパンなのかもしれない、パンだけに🍞。

余談だが、聞いた話によると、「心療内科」を掲げているところより「精神科」を掲げているところの方が空いている可能性があるらしい。
前述の通り、ニポポポンでは麺に関する病気には偏見が根強く残っており、「精神科」より「心療内科」の方がなんとなく行きやすいとのこと…。
病院を探す際の助けになるかもしれない。


そんなわけで一つ目の病院は「初診が先過ぎて無理」ということでアウト。
また、通いやすさを考えて、家の近くで探すことにした。
結果的には休職することになったため、会社近くの病院を選ばなくて正解だったかもしれない。


紆余曲折を経てたどりついた麺栗で、イッシ―(医師というと響きにキュートさが足りないので)の診察を受け、抗不安薬を処方してもらうことになった。
頓服で。転覆でもとん平焼きでもなくとんぷく。ぷくぷく。
毎日決まった時間に飲むのではなく、動悸などの症状が出てきたときに飲む用。リラックスさせる作用があるが、副作用として眠くなる可能性がある。


風邪薬や痛み止めはよくても、麺に関するヤク(ウシに似た動物ではなく薬全般のこと。\ブモ―/🐂)には難色を示す方々もいるかもしれない。
だが、全力疾走した時のように心臓が早鐘を打つのはパンにとってはしんどかったし、実際ヤクを飲むと、急激にではないが、少し動悸が和らいで楽になった。その時のパンには必要だったのだと思う。


さて、医療につながって症状への対処法も見つかったところで、問題はこのあとどうするかである。
仕事だけがストレスの原因ではなかったが、そのうち仕事が占めている割合は決して少なくなかった。
一番いいのは、自分に合っていないその環境から抜け出すことである。


パンは、とりあえ必要な時はヤクをキメながら会社に行って、転職活動をするのがいいかな~と考えていた。


つづく


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