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【小説感想】「永遠の0」~愛と自身に向き合った実話~


映画以外にも、
学びとして「小説」を読んでいます✨✨

以前も呼んだことのある「永遠の0」です!
もう一度読み返しました。
おそらく感じる観点はみんな違うと思います。
これが読書の面白いところですね(*^▽^*)

読んだことのない方は、
ぜひストーリーを読んでいただきたいですがカンタンに!(ネタばれNGの方はこの先注意♬)


26歳のフリーターの主人公から物語が始まります。
ライターをしている姉の手伝いでバイトがてら手伝いを始めますが、その内容が自分たちの実の祖父を調べるというもの。

自分たちが祖父と思っていた人が、実は血がつながっていなかった。
つい最近知ったことらしいのですが、祖父祖母は本当に仲が良くいざこざもなければ逆に血もつながらない祖父はなぜ自分たちにこんなにも優しいのか?

実の祖父は、
戦中に「神風特攻隊」で戦死をした、ここから物語がスタートしていきます!!
当時のことを知る人はほんのわずか、かつての祖父を知っている可能性のある戦争経験者の集まりなどに手紙を送って、いろんなお宅に話を伺いに行きます。。。

臆病者、優秀、変わった方、、、
いろんな評価も罵倒もある中で取材を続ける兄弟は育ててくれた今の祖父にも話を聞いていく。。。


実の祖父、
宮部久蔵は「死にたくない」とよく言っていたとのこと。。。
故のいろんな評価でした。
戦中の兵士にとっては、
そんな甘え文句はありえないといわんばかり、国のために死ぬことができることを名誉ととらえる隊員たちもいたくらいだそうです!
優秀であったゆえに戦場にいき、そうでなかった隊員は望んでも行くことができなかったなどなど、、、



いろんなストーリーがある中で、
「死にたくない」の真意は、祖母と結婚していたから生きて帰りたいとのもの。。。
当時は「愛している」といった表現はしなかったそうです!
「死にたくない」は「愛している」と同義、軍隊の兵士がそんなことを口にするのは失格だといわれるくらい、、、

主人公の祖父「宮部久蔵」は、
新婚1週間にして戦地に赴かなければならなかった背景があります。
同時に、当時は結婚相手を選ぶ世の中ではなく、進められて結婚をするといったことがほとんどだったそうで、望んだ相手同士で結ばれることもほとんどなかったそうです。

進められての結婚ではありましたが、
祖父は祖母を本当に愛していたとのこと。。。
なぜ、今の祖父と結ばれたのか!???
こちらに関しては、ぜひ自分で読んでみてください(*^^*)映画版もあります♬

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僕が感じた感想は2つ。
◆歴史は変わらない。
◆人は誰でも自分の愛情を秘めている。

戦争の歴史は変わらない。
歴史から学べというくらいですが、平和な時代も次の100年も続くのかどうか、まったくわかりません。
今の時代は戦争よりも「テロ」のが横行しているくらいですが、日本は非常に危険と改めて感じます。そこに気持ちが至ったのは、僕が昔からそういったことを考えつづけていたからですね!
メンターにもシェアしましたが、流さずしっかり聞いていただけました。
30分くらいで話す内容ではないね、、、と(笑)
次の世代に繋ぐこと、僕のビジョンの根底にあるものそのものです!!

そして、誰でも自分の愛情を秘めている。
どの登場人物も、自分の日頃関わる全ての人も、自分の浮かべる相手の顔があります!
友人、恋人、家族、仕事仲間。。。

僕にとっては仕事仲間は、血が通った家族よりも濃い繋がりと思っていますからそちらが浮かびます!

登場人物も憎しみを抱く人もいましたが、
ひるがえせば望んでいたことがたくさんあり、誰かと繋がりたいと思っているのだなと読み取れました♬♬
誰もが、そのために突き動かされる!

どこかの漫画とかにも出てきそうな感想ですが、
ご縁あっての今。そして、自分の理由ですね✨

まだまだ、
おすすめしていただいた小説があるのでどんどんシェアしていきます(*^▽^*)


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