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【連載小説】「恋するスピリチュアル」㉗~お姫様抱っこ、からの、ぐるぐる

〇月〇日。
秋の日の一日。

その日、私は仕事が休みだったために、朝からパソコンの前に陣取っていた。
そして、ネットサーフィンを繰り返していた。
そうでもしなければとても落ち着かなかったのだ。

お昼頃、携帯が鳴った。
「はい」とすぐに出ると、
出版社からで、

「厳選なる審査の結果―」
「はい・・・」

私は、ごくりと唾を飲んだ。
「パモンさんに、大賞が決まりました」
はぁ~と一気に身体から力が抜けた。
そうして、
「ありがとうございます!」とだけ言った。

「つきましては、この事は、まだ誰にも言わないでくださいね。
これからマスコミに流すので、バレると困るのです」

「はい、分かりました」
そう言って、電話を切った。

電話を切ったあとも、信じられない気持ちだった。

長年、待ちに待った瞬間だった。
〝私が大賞・・・。大賞を取ったんだ・・・〟

何度も何度も、自分に言い聞かせ、
そうしているうちに、だんだん、じわじわっと嬉しさがこみ上げてきた。

〝ああ、良くやった、良くやってきたなぁ~、ここまで〟

喜びが全身から溢れ出すと言うよりも、
じんと、涙が浮かぶ程度だった。

それは、なんだか、長年連れ添った夫婦が、相手をねぎらうような、
穏やかさだった。


つづく




こんにちは。
パモンです。

ようやく涼しく?
なってきた気がします。
皆さまのお住いの地域ではいかがでしょうか?

最近、私は、AIで画像を作成するということに、
ハマっております。

きっかけは、短編小説を書いているのですが、
そこに載せるイラストの絵があまりにもひどいことで・・・。

出来れば、誰か上手な人に描いてもらいたいと思っていたのですが、
なかなか頼める人もなく、仕方なく、自分で下手くそな絵を描いていたのです。

けれど、AIで画像を作れるということを知り、試しに作ってみました。

すると、とんでもなく、立派?な、イラストが瞬時に出来上がるではないですか?

ええーっ、私の小説には、あまりにもすごすぎて、ちょっとイメージじゃない~・・・!?

とは思いましたが、それから、なんか面白くて、時々、作っています。

こんな感じ・・・(^^;)


マザーを探して

こんな感じです・・・(*´Д`)

空に浮かぶ夜行列車


なんか、すごいですよね~・・・。
現代のAIの進み具合には目を見張るものがありますが、
我々、書き手の方だって、おちおちしてはいられません。

AI作家が登場している今、
誰が本物の人間か分かりませんよ~・・・(;´Д`)

もしかすると?
私も、AIかも?

なーんちゃって。


☆それでは今日もよい一日を。




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