【第4回】M-KUBOSを動かしてみます
皆様こんにちは
今回はデザインソースを合成してネットリストを作成し、PL部に書き込むbitファイルを作成に挑戦します!
と、その前に
先輩に3つの追加ファイルを用意していただきました。
• TOPファイル:プロジェクトのTOP用
• Heart Beatファイル:LEDチカチカ
• M-KUBOSのConstrainファイル(制約ファイル):ピン情報等
です。
まずは、これらを前回作ったプロジェクトに入れていきます!!
前回に引き続き、Vivadoを使って『Add Sources』でファイルを追加します。
HEARTBEAT.vとM_KUBOS_TRD_TOP.vファイルをソースに追加します。
さらに『Add Sources』でConstrainファイルのMKUBOS_PIN.xdcファイルを追加します。
PLへのresetピンをTOPファイルで追加したので
『PS-PL Configuration』を変更してMake Externalで出力を追加します。
これで全てのソースがプロジェクトに揃いました。
では次に、『Run synthesis』で論理合成します。
すると
ネットリストが生成されるんですね~。
そして、『Generate Bitstream』を実行すると
。
。。
。。。
出来ました!
M-KUBOSのハードウェア部分のbitファイルが生成されました☆
これで終わりと思っていたら
MPSoCではVIVADOで作成したハードウェアデザインをVITIS(またはSDK)にPS側プラットフォームとしてExportしなければならないとの事。。。
というわけで、本日、最後の一仕事!
従来のSDKの代わりとなる『VITIS』に作業を引き継ぐためにファイルを変換して出力します。
VIVADO 2020.2では出力先は『VITIS』に設定されているので『Export Hardware Platform』を『Include Bitstream』にチェックを入れて実行するだけで
じゃ~ん!!
M-KUBOSの『Hardware Platform』がXSAファイル形式で生成されました!! これをVITISに読み込ませます。
本日はここまで。
次回はVITISを使ってデモデザイン設計を仕上げて参ります。
M-KUBOSの詳細なご紹介は弊社Webページ(下記画像をクリック)もしくはyuji_kakiki@paltek.co.jpにお問い合わせください。
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