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【第15回】mbotを使った研修


第15回 mbotを使った研修

皆様、こんにちは。

寒い日が多くなってきました。今年は秋が無く夏が終わったらすぐ冬になってしまったような感覚です。あと2,3ヶ月もすると今年も終わると思うととても早く感じます。

<前回まで>

さて、前回は認知プログラムでマスクの有無を検知しようとしたところ
精度に難があり、上手く検知できないという問題が発生しました。

そこでAIサービスという機能を使って同じことができないか挑戦するところです。

1. AIサービスについて


さて、この画面からどうしたら良いのか…。
AIですから、何かしらを学習させるのでしょう。
このモデルというのが3枠あるのですが、ここにデータを入れて
黒枠に映ったものが3つの内どれに近いのかを見ているようです。

2.試運転


試しにグー、チョキ、パーをそれぞれ入れてみました。


パーを出しているのにパンダくんは「グー」と言っていますね。
精度のせの字も感じません。
と言ってもさすがにデータが1つだとこの程度なのでしょう
なので、データ数を増やしてみます。


各データを10個にしてみました。チョキだけは13個にしています。

おお!今度は精度がかなり良いです!
しっかり手の形に合わせて判断しています。
よく見て頂くと分かるのですが、チョキの時だけ%が高いのがお判りでしょうか?

サンプル数が他2つよりも多いのでチョキの確度が高いということが分かります。

3. 顔の学習

グーチョキパーによってデータのサンプル数=判別の精度になっているということが分かりました。
これをマスクに置き換えた場合
①    マスクが有る、②マスクが無い の2パターンを用意してサンプル数を増やせば精度よくマスクの有無を検知できるのではないでしょうか。

ここから顔のパターンを入力していくのですが、それがまたなかなかに大変な作業でした。
次回はその作業に入ります。

引き続きよろしくお願いいたします。



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