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島にんじん 地下に密かな 生活(くらし)あり

島にんじんは、現在普及している西洋にんじん(キャロット)と比べて長く、ひげ根もよく発達していて、土をしっかりと掴んでいます。つまり、引き抜きにくいのです。収穫に苦労していた時、自然農塾の研修生仲間が土を壁のように掘る方法を教えてくれました。

やってみると、にんじんが土の壁にレリーフのように浮き出てきました。いきなり日の光に半身をさらされ、なんだか恥ずかしそうな、切なそうな、それでいて外に出られることを喜んでいるような、そんなにんじん君です。

島にんじん地下生活


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