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日々よしなしごと~エアコン嫌い?~

処暑過ぎたのに毎日毎日暑い日が続いている。
この連続した猛暑は、なんかもうフェーズが違ってきてる感じ。
(先日、知り合いのお客様が来た時に同じようなことしゃべって、「フレーズが違ってきましたね」て言ってしまって後で笑っちゃったが)

こんな猛暑では、職場も家もエアコンなしではいられませんよね?もちろん!
実は我が家にはエアコンは1階に1台のみ。しかもエアコンを導入したのは8年前。高齢の母と老犬がいて夏の日中にこの二人(というかひとりと一匹)が家にいるのに、暑さは危険だと思ったから。それまでは「エアコンは嫌いだ」と思っていたし公言していた。その頃はまだ、なんとかしのげていたんだよね。
なぜ嫌いだったのか。
エアコンの冷気が冷え性にはつらく感じることがあるということと、環境問題に対する意識からだった。・

20年前ほど、私は環境教育の市民グループで活動をしていた。「地球温暖化」「自然破壊」「酸性雨」「環境ホルモン」などなど、いろんな環境問題が指摘されていて、私たちもこれらのテーマで講演活動やワークショップなど開催していたし勉強もした。特に温暖化はかなり深刻な問題としてとらえていて、その中で電気を多く使う暮らしは、温暖化に大きな影響を与えていると考えていた。多くの電気を賄うために原発がたくさんあることにも憂慮し、電気の使用割合が一般市民の生活が最も多いということに罪悪感もあった。だから電気量がかかるエアコンは一番の「悪」だ!って思っていたのだよ。なので、エアコンを使わない生活を送ろう思ったし、家族も案外エアコンなしの汗ダラダラの夏も文句をいうことなく乗り越えて来た。

しかし、とうとうエアコンを導入することになったがとりあえず一台だけだが、つけてみれば快適快適! 笑
エアコンはかなり省力化が進み、電気の使用量もクーラーに限ればかなり電気量は減っているというのも少しユルセル?ようになった(もちろん一概には言えないと思うが)
使ってみればあの「エアコン嫌い!」は単にヤセガマンだったのかと苦笑いだった。
以来、夜暑くて寝苦しそうなときは、エアコンの部屋で寝ることにした。

そして今年のこの暑さ。

オットは、それでも夜になったら涼しい風が入るから、とエアコンなしの2階で寝ていて、私も涼しいかなと思える2日ほど寝てみた。確かに夜は涼風も入るようになったが、やっぱり寝苦しい、熟睡できない。翌朝起きても眠気とだるさが残り、しばらく横になってからなんとか仕事には行けても夕方から体調不調に。明らかに軽度の熱中症だと自分でもわかった。その夜からエアコンの部屋で寝ることにしたら熟睡できた。翌朝は、体も軽くなりこんなにも違うものかと驚いた。とにかく熟睡できるかどうかがキーなのだ。表面に涼しい風が当たっても、身体の芯が熱くて熟睡できないのだ。脳を冷やすことが大事で、エアコンを27度に設定し寒いくらいにして布団をかぶって寝る。頭寒足熱が大事らしいと正しいエアコンの使い方?をTVで教えていた。

それにしても・・・・
結局エアコンに頼るしかないのかと、ふと思ったのはやはり環境問題のことだ。つまり、ここに至って生身の人間はこれだけの炎天下、外で活動することは命の危険すらある。ほとんどの人間はクーラーのある場所でないと通常の活動はできなくなったということだよね。

いっそサマータイムを実行したらどうだろう。
7月からの人間の外での活動含め活動時間は朝4時から12時までの8時間を原則として、12時から17時までは休憩時間で屋外には出ず屋内のエアコンのある場所で過ごす。17時から20時までは自由時間・・・・今の気温から言えば、こんな感じじゃないかな。
本気で現実的なこれからのライフスタイル考えた方がいいと思うなあ

もしかしたら・・・・いずれ日本では夏は地下生活を余儀なくされ、天気予報も外出可能時間とか外出可能%とかになって、夜や陽の落ちた時間のみ屋外活動ができる、なんてことになるんじゃないか・・・う~む
もちろん、地下生活には換気とともにエアコンはなくてはならない生命維持装置のひとつになるってことだ・・環境問題で電気がどうのと言っていられない世界。

真夏の夜の夢・・・・であって欲しい

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