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小さな喫茶店店主。茶の湯(いわゆる茶道)、着物も好き。徒然なるままに日々の暮らしや出来…

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小さな喫茶店店主。茶の湯(いわゆる茶道)、着物も好き。徒然なるままに日々の暮らしや出来事を書きます。

最近の記事

日々よしなしごと~愚痴と相談~

先日、友人が店にやってきて開口一番 「あああ~もう愚痴が言いた~~い!」 と来た。 たまたまその時に別の共通の友人もいて思わず、どうしたの??と聞くと・・ つい先日彼女は友達4人と旅行に行って来たばかり。 ある有名な神社に詣でて、一緒に行った人の一人がずいぶん骨折りをしてくれて、なかなか見れない神楽も見ることができて旅そのものはとてもよかった。ところが、4人グループのひとりだけいつも遅刻や忘れ物常習犯のBさんが大変だったと。 今回の旅ではその遅刻や忘れ物、失くしものが

    • 日々よしなしごと~衝動買いの罠~

      前回のnoteからずいぶん経ってしまった。 年明け早々の大地震からなんとなく心がざわついて、書こうと思うことが定まらないというか、考えが散漫になっているというか・・・ そんなどこか落ち着かない気分がしばらく続いた。 なのに、だから?やっちまった!出来事を自分への戒めのために書く。 ・ 日頃から、オレオレ詐欺とか高齢者を狙った犯罪に、やすやすと引っかかるご同輩に対し、なんでこんな話に簡単に騙されるのよ~~とニュースを聞くたびにあきれ顔で言っていた。 そんな大金を、身内と勘

      • 日々よしなしごと~美意識が大事って?~

        この梅干しきれいでしょ?  以前は自分で何度か作っていた梅干し。この梅干しに出会ってから自分が作るより美しくて何より美味しいので作るの止めました 笑 先日のみの市に行ったら売っていて無事にゲット。つなぎに買った梅干しが早くなくならないかと思ってしまう。梅干し選びも美意識が大事・・・なんてことじゃないので念のため 笑 ・ 山口周さんというビジネス書などを書いておられて、いろんな経済番組などにも出演されてる方、この方のお話がいつも面白くて、なるほどなあと感心して聞いていた。著

        • 日々よしなしごと~第二の人生とか~

          定年近い方とお話をすると、思わず第二の人生が始まりますね、と軽く言ってしまうのだが、そんなに輝かしい新たな人生がスタートすることはそうそうない。むしろ定年後の暮らしは、期待よりも不安が多いだろうな。特に仕事については。 先日も、時々ふらりと訪れる某新聞社の中年男子(もう中年じゃないか 笑) ちょっとした仕事のことをぼやきに時々来る彼が、来年定年なんだよねとボソッという。 定年延長が当たり前になった昨今65歳までは働けるはずなので、そうするの?と聞くと、いや辞めるときっぱり。

        日々よしなしごと~愚痴と相談~

          日々よしなしごと~コロナ後に思う事~

          9月の初め頃、ついにコロナに感染した。 最初はオットが発熱し、彼の人生初めて体温が39度に達した。たまたまその時期私の遅い夏休みを取ろうとしていて、8月には来れなかった娘たちもそのタイミングで帰省するはずだったが断念。がっかりさせてしまった。もちろん私たちも。 その時は、まだすこぶる元気であった私は、検査キットやらお籠りの間に必要そうなものをドラッグストアで買い込み、さっそく二人で検査すればオットは陽性、私は陰性だった。 相談窓口から、症状がある65歳以上と基礎疾患ある人は

          日々よしなしごと~コロナ後に思う事~

          日々よしなしごと~エアコン嫌い?~

          処暑過ぎたのに毎日毎日暑い日が続いている。 この連続した猛暑は、なんかもうフェーズが違ってきてる感じ。 (先日、知り合いのお客様が来た時に同じようなことしゃべって、「フレーズが違ってきましたね」て言ってしまって後で笑っちゃったが) こんな猛暑では、職場も家もエアコンなしではいられませんよね?もちろん! 実は我が家にはエアコンは1階に1台のみ。しかもエアコンを導入したのは8年前。高齢の母と老犬がいて夏の日中にこの二人(というかひとりと一匹)が家にいるのに、暑さは危険だと思った

          日々よしなしごと~エアコン嫌い?~

          日々よしなしごと~貧乏な国日本?~

          最近、日本は貧乏な国なんて言われているらしい。 いろんな経済指標とか幸福度ランキングとか世帯収入とかいろんな統計で、かつてGDP世界第二位で豊かな国日本!を標榜していたのが、どうやら転落?してそう呼ばれてしまうようになった・・・のか? 確かに、少なくとも私たち世代(ほぼ70代)からみると、今の若い方の賃金もなかなかアップしないようだし、政府は一生懸命賃上げ賃上げと言っていますが・・・ とはいえ、どの国でもいわゆるお金持ちもいればそうでない人もいる。そういう意味での格差は日

          日々よしなしごと~貧乏な国日本?~

          日々よしなしごと~能を観る楽しみとか~

          まさか、この私が能鑑賞をするようになるなんて、正直自分でも笑っちゃう。これも年の功のひとつなのか・・・ 先日、初めて東京の国立能楽堂にて能鑑賞をしてきた。ある新聞社の企画で、一つの演目を違う解釈で、違う演者が舞うというもので毎年この企画を実施していて今回は17回目だそうな。 それまでもその案内はデカデカと広告されていても、気に留めることもなくスルーしていたのだな。 しかし、今回はめっちゃ食いついて、これは絶対に行こう!と思って、即オンラインでチケット申し込みしたのだ。 能

          日々よしなしごと~能を観る楽しみとか~

          日々よしなしごと~書道じゃなくて習字~

          冒頭の写真、恥ずかしながら私の習字を先生に見てもらい赤を入れてもらったもの。 習字を習い始めて8年くらいなろうか。まさに60の手習いだった。 習字教室では、課題を提出し書道機関紙のような冊子に発表され、進級したかどうかの結果が掲載される。生徒たちはそれを見て次の段階に向けて奮起し?、新たな課題に挑戦し提出する。級から段へ、そして準師範とか、師範とかを目指す・・・(と思う) 私が通う習字教室も、もちろん同じようなシステムがあるが、私は最初からその課題提出はせず、先生のお手本

          日々よしなしごと~書道じゃなくて習字~

          日々よしなしごと~京都ぶらり旅その3~

          京都ぶらり旅もいよいよ最終回! ていうか、こんなに長くなると思わなかったんだけど・・・ ひとつひとつの出来事が、私的はこゆい?出来事だったので詳しく書いていくと3回シリーズになってしまった。前2回については、前回前々回のnoteを読んでいただければ幸いです。 宇治後半で、いよいよ二日目の目的である利招園茶舗さんに向かう。 利招園茶舗は、宇治から少し京都よりの三室戸というところにある。 しかも、バスと電車を乗りついで、さらに駅から徒歩で15分。こんな風に一軒のお茶屋さんを目指

          日々よしなしごと~京都ぶらり旅その3~

          日々よしなしごと~京都ぶらり旅その2~

          2023年3月に行った京都の旅。1日目は今回のメインの目的であった大徳寺の塔頭聚光院、そして西本願寺(の北の能舞台であったが公開されてなかった・・・)、そのついでのお向かいのお香の老舗「薫玉堂」にて、お香を求める、というミッションは達成された。 その合間にぶらぶらと歩いて立ち寄った今宮神社と門前のあぶり餅、和久傳「五」でのランチ、そこからのばら珈琲店という常盤貴子お気に入りコースだったが、のばら珈琲店は定休日という驚愕の結果(単にリサーチ不足・・)であったが、偶然に通りかかっ

          日々よしなしごと~京都ぶらり旅その2~

          日々よしなしごと~ぶらり京都旅その1~

          なんだかTVの旅行番組のようなタイトルだけど、3月に行った京都はまさにこんな感じの旅だった。京都は旅行先で最も人気の場所だと思うので、今さら私の旅レポなどおこがましいけどね。 それにしても、コロナになってからなんと5回も京都に行っている。2021年の秋から始まり、2022年は3回!。そして2023年の3月に。 京都は大好きなところだったが、コロナ前はインバウンドの影響で外国人旅行者にあふれかえっていて、正直京都は行きたいけど、行きたくない場所になっていた。 京都駅前のバス停

          日々よしなしごと~ぶらり京都旅その1~

          日々よしなしごと~コロナ禍は過ぎたのか~

          当地の桜は今が盛りの満開だ。なんだか今年は三分咲きだの五分咲きだのの段階すっ飛ばしていきなり満開になったみたいに大急ぎで咲き始めた。 ここ数日は良いお天気も続き、花見の人も今年は多く夜はシートを敷いての宴会をする人たちも。 マスクは個人の判断になり、スポーツ観戦の応援も声を出してもよくなったり、大勢集まっての食事も解禁、花見の宴会もそりゃ復活するってもんだ。 すっかりコロナ禍は過ぎたのかな・・・と思うが、正直まだまだ油断はできないと個人的には思うが、この解放感は味わないとね

          日々よしなしごと~コロナ禍は過ぎたのか~

          日々よしなしごと~羨ましいという心~

          昨日、郊外にある市の農業サポートセンター内の公園に散策に行ったら、枯葉の中に咲いていた花。 春一番に咲く花は黄色い花と聞いたことがあるけど、生命力あふれる力強い姿は、まさに春の希望を感じさせる。 春が来たのはうれしい。でも・・・この日は3月上旬にしてはやたら暖かい日で、花粉がひどくこの後帰宅したら鼻ムズムズにくしゃみの連発、しまいには目の周りがヒリヒリしてきて頭もぼーっとして、こんな感動も吹っ飛んでしまって情けない。 ● 今回も前回の「話を盗る」に続きやっちまったシリー

          日々よしなしごと~羨ましいという心~

          日々よしなしごと~話を盗る~

          ここ数日、10年に一度という大寒波の襲来で、当地も大雪にこそならなかったものの、日中も零下という厳しい寒気が続いている。早くこの寒気通り過ぎて欲しいなあ。 さて、「話を盗る」とはどういうこと?と思われるだろう。こんな言葉があるかどうかわからないが、多分どなたも経験のあることだ思う。 例えば、友人たちと話をしていて、自分がある出来事を話し始めたとする。その話は、ちょっとしたオチもあって面白いことなので誰かに話をしたいことだったとする。 話し始めると、聞いていたひとりの友人が

          日々よしなしごと~話を盗る~

          日々よしなしごと~役割と役に立つこと~

          年が明けました。今年もよろしくお願いします。 なかなか思うように書くことができないけど、今年も日記のよう書けたらいいなと思う(とはいえ毎日書ける力量はまだまだないけど・・ お正月休み中の夜、あるドキュメンタリーのTV番組を見ていた。都内の高校の女子バスケ部にアメリカ人のカリスマコーチがやってきて指導するというものだった。練習をずっと見ていたコーチは全員に向かって、自分の役割を理解しているかと尋ねる。部員たちほとんどが首をかしげてしまう・・・その後、練習中に厳しく指導されてい

          日々よしなしごと~役割と役に立つこと~