幸せになりたいなら、愛嬌よりも「人の話を聞く姿勢」を身につけよう
「男は度胸、女は愛嬌」ってことわざがありますよね。
これ、最後は「坊主はお経」って続くって知ってました?
私は今日知りました。
いつの時代のことわざか知りませんが、ラップのライム感がすごい。
さて、個人的には男女問わず度胸も愛嬌もあったほうが人生進みやすいだろ、と考えていますが……
愛嬌よりもっと身につけるべきなのは、“人の話を聞く姿勢”じゃないでしょうか。
◆愛嬌ゼロと言われて頑張った過去の私
私自身、20代のころバイト先の店長に「巴ちゃんは愛嬌ゼロじゃ」と言われたことがあるんですね。
私はその頃、人にすぐ頼るとか嫌なことあってもニコニコするとか年上や男性にすぐ甘えることを“愛嬌”だと考えていたので、「そんなこと言われても無理じゃ!!」と思っていました。
しかも愛嬌って、一歩間違えればブリッコとか“媚び”とかになりそうじゃないですか。世の中にはブリッコや媚びている女を嫌う人も男女問わずいるので、「そこの境界がわからん!」というのも悩みでした。
結局「とりあえず、ずっと笑っていればいいのではないか」と思い、鏡の前で笑顔の練習をし(※努力家)、嫌なことあっても明るく笑顔でいるようにしたんですが……。
まあ、そういうのって精神的に負担がかかりますので、しょっちゅう潰れてましたね。そもそも精神疾患のある人間に「ずっと笑ってろ」とか無理です。
愛嬌をつけようと思っても精神的に限界がきて不幸になってしまう、人間関係もうまくいかない……。どうすればいいのか……。
と悩んできた私が、40歳になって気づいたことがあります。
無い愛嬌を無理やり身につけようとするよりも、人の話を真剣に聴いているほうが好かれますし、自分の人生の役にも立ち、結果幸せになれます。
自分の人生の役に立つ、と言うのはどういうことかというと……
相手から自分にとっての有用な情報が得られ、それを実践することで色々うまくいくようになる、という意味です。
あなたが思う“幸せ”が、おとぎ話みたいな信じられないめちゃくちゃハッピーな状態だとしたら、流石にそこまでは行きませんが(笑)。
なんというか、すごく平穏に暮らせるようになります。
いわゆる、情緒不安定女子の多くがよく言う“ふつうの幸せ”ってやつでしょうか(今の私は毎回「ふつうって何や」と思っていますが)。確かに私がかつて求めていた「幸せ」は、今の自分の状態のような気もします。
では、そうなるために私が体得した“人の話を聞く姿勢”とはどのようなものなのでしょうか? 今日はそんなところをお伝えしたいと思います。
なお、「私は人の話を聞こうとしてます! でもイライラして幸せになれないんです!」とおっしゃる方は、そもそも自己認識が間違っていますので、そこから見直すことをおすすめします。
「人の話聞こうとしてるし! ちゃんと聞いてるし!」って思い込んでいる人ほど、ぜんぜん人の話聞いてないこと、多いんですよねー。
まあ、昔の私もそうでしたので、気持ちは分からんくもないです。
◆「人の話を聞く姿勢」とはどういうものか
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