無意識に「趣味」を「レベルが低い」と思い込んでいないか
オリジナル記事掲載日:2021年4月25日
すごく衝撃の気づきを得て、
文章にするより
漫画がいいやと思ったので
漫画にしました。
まずは読んでください。
↓
人によって「趣味」という
言葉の定義って違うと思うけど、
よく聞く
「趣味“で”いい」とか
「趣味“なんか”で
やっていくのは嫌だ、
仕事にしたい」
っていうのは、
要するに、「趣味」が
低い位置にいるからでは
ないかな……と
思ったわけです……。
「趣味」という言葉そのものに、
クオリティが低くていいとか
レベルが低いとか、
“低評価”的な意味合いは
全くないんですよね。
goo辞書で引いてみました。
↓
「仕事・職業にしていない」
というだけで、
「職業に達するレベルではない」
とは一言も書いていない訳です。
にも関わらず、私は
「趣味ならアリ」
という言葉を
「レベルが低い」と
とらえてしまった。
それはつまり、
自分で自分の作品を
「レベルが低い」と
思い込んでいるからです。
アドラーもカエサルも
「人は自分の見たいようにしか
世界を見ない」的なことを
言ったもんですが、
ほんとそうですねー
と思いました。
* * *
そもそも自分は10年間も
プロのイラストレーター
としてやってきて、
「上手ければ
(画力などのレベルが高ければ)
誰でもプロになれる訳ではない」
という事実を
嫌というほど
知ってきたはずです。
最初のうちは
「今より上手くなれば
仕事が来るはずだ」
と思いがちなんですけどね。
「商業ラインに乗る」ことと
「上手い(レベルが高い)」
ことは関係ないんですよ……。
もちろんある一定の
画力がないと
それなりの所に
使ってもらえないとかは
ありますけど、
「お金を払ってもらえる」
「商業ラインに乗れる」
というのは、
マジで「画力」とか
「上手さ」とか
テクニカルだけの
問題ではないのです。
* * *
つまり、私の漫画に
対して言われた
「趣味ならアリ」と
いう言葉は
「商業ラインに乗せにくい」
というだけの話で、
「商業ラインに
乗せられないほど
レベルが低いっすね」
と言われた訳ではないのです。
そういう風に
受け取るのは、
「単に自分の作品に
自信がないから」。
ハア〜〜〜〜〜〜〜
目からウロコだったわ〜〜〜〜!
っていうか私、
いまだに自分の作品に
自信がなかったのかよ!!
って改めて気づいたわ!
ありがとうございます!!
人間って
「克服した!」と思っても
何度も同じ課題に
ぶつかるものだものね。
またひとつ成長できました。
* * *
あと
「金を払ってもらえる方が
すごい・偉い」とか
「世間様やちゃんとした会社に
選ばれる方がすごい・偉い」
とかの基準が
自分の中にあるのって、
めちゃめちゃ親族の影響が
強いんですけど、
その話すると長くなるんで、
今日はここで終わりです。
ごきげんよう、さようなら。
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