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自分を責めてしまうのをやめたい。なぜ自責をしてしまうのか?

全国の自責系女子(あるいは男子)、こんにちは!
元々は超絶怒涛の自責系女子だった、現在は心理カウンセラーの者です。

下記の病気を24年患っていましたが、通院や投薬せずに自力で寛解かんかい・克服して6年経ちました。
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今はパートナーや友人にも恵まれ、健康で穏やかに暮らしています。
自分の能力や魅力も昔よりは認められるようになり、大富豪にはなっていないけれど(笑)、お金に困ることもなくなりました。

さて、現在自分で自分を責めまくっているあなたは、「今よりもっと良い状態の自分になれば、自信が持てるようになり、自責をして苦しむこともなくなるはずだ」と思っていないでしょうか?

私はそう思っていました。自分で自分を責めてしまうのは、自分の能力が低く、人よりできることが少なく、充分にお金も稼げず、他人に迷惑をかけてばかりのダメダメ人間だからだ、と。

だからもっと努力して能力を上げ、人から評価されるようなすごい人間になれば、自分を責めることもなくなるだろうと思っていたのです。

確かに、私は努力してきました。
人から「努力マンに似てる」と言われるくらいですから。
(※ラッキーマンに出てくるキャラクターです。この表紙の右側のやつ↓)

けど私が一番やってきたのは、自らの能力を上げるための努力ではありません。

私は「自分はなんてダメ人間なんだ」と思っている頃から、多くの人にはなかなか真似できない、自分の才能と呼べるものを持っていました。
ただ、それを受け取れなかったし、認められなかっただけなんですよね。

いつも「自分にはなくて、人にあるもの」ばかり欲しがっていたし、「自分なんか何も持っていない」と思い込んでいました。
正確には、“思い込みたかった”のもあるかと思います。

前置きが長くなりましたが、今日の記事はそんな私が自分の自責グセ原因を考察した結果を書いていきます。

かつての私と同じように、自責グセに悩むあなたのお役に少しでも立てば幸いです。

◆自責をしてしまう人の特徴、および原因

やたらと何でも他人のせいにする人よりも、何か問題が起きた時にまず「自分に何か原因があったのではないか?」と考え、自己改善する人のほうが前向きだし好かれやすいです。

が、物事には限度というものがあるので、何でもかんでも「私のせいだ」「どーせ私が悪いんだ」で済ませる人は、問題が何も解決できませんし、好かれやすくもなりません。

そう、重要なのは「自責をすること」ではなく、「過度な自責をしすぎること」なのです。

自責をしすぎて苦しむ人は、なぜそうなるのでしょうか?

ここでは私個人の経験をメインに、過去私が出会ってきた“自責をしすぎる人たち”を思い起こし、自責をしてしまう人の特徴、および自責をしすぎる原因を考えてみたいと思います。

私は“自責をしすぎる人”には、以下どれかの特徴があるんじゃないかなと考えています。

・そもそも他人を責めたり悪く言うのが好きじゃない

・超がつくサドマゾヒスト

・「生きるのめんどいから死にたい」レベルの超面倒くさがり

・国語力が高い、または文章を書くのが好き/得意

まだありそうですが、ひとまず簡単に4つ挙げました。

なぜこれらが自責をしすぎる原因になるのか、さらに解説します。

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