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複業(マルチワーク)をしていて良かったこと5つ

オリジナル記事掲載日:2020年8月19日(一部加筆修正あり)

私の現在の肩書きは
「漫画家カウンセラー」です。
が、デザイナーやイラストレーターの
仕事もやっていますし、
依頼されて執筆業や講演などを
やることもあります。

ひとつの業種に縛られないことを、
「複業」とか「マルチワーク」とか
呼ぶようになったそうですね。

(※マルチ商法とは全然違うのでご注意を)

今回は、
「私はどういう利点があって
マルチワークをしているのか」
という話を書きます。

最初にざっくりと利点をまとめると、
下記の5つです。

◎飽きずに働ける
◎安い仕事をガブガブ受けずに済む
◎うまくいくと月収がすごい
◎色んな人と知り合える
◎唯一無二の存在になれる

マルチワークの利点1:飽きずに働ける

何を隠そう、
私は猛烈な飽き性です。

どんなに好きな仕事でも、
どんなに楽しい仕事でも、
同じことをずっとしていると
飽きて死にます。
(心身ともに)

私は今やっている
イラストや似顔絵の仕事も、
漫画や文章書きの仕事も、
カウンセリングの仕事も全部
好きでやっていることですが、
もし「それだけ1つ」を
やることになったら、
確実に飽きて死ねます。

会社勤めをしていると、
「毎日新しい仕事をする」
ことはなかなかできません。
働き始めは新鮮で楽しいのですが、
だいたい途中から1日が
ルーティンワーク化
してしまいますよね。

そもそも私は
「毎朝同じ時間に出勤する」
だけで体調に異常をきたす人なので、
会社勤めが劇的に向いていないのです。

いや、でも、いるでしょ!?
朝起きるのつらい人!
それでも普通は頑張って
出勤できるものなんですけど、
私はそこで
原因不明の高熱が出たり
原因不明の咳が出続けたり
原因不明の全身じんましんが
出る人なのです。

(※会社の人間関係で
ストレスを感じたことはあるが、
猛烈なパワハラなどを
受けたことはないので、
ただ単に「毎朝同じ時間に
出社する」ができない)

フリーランスは出勤時間を
あいまいにできるので
それで続けられているんですけど、
でもやっぱり業務内容が
1種類だけだったら
飽きて死ねると思います。

マルチワークだからこそ、
私は飽きて死なずに
働き続けることができるのです。

マルチワークの利点2:安い仕事をガブガブ受けずに済む

駆け出しの頃は
やっっっっすい金額で
アホみたいに短い納期で
そのうえ指示が横柄な仕事を
受けるものですよね。
(エッそうですよね?)

私は駆け出しの時期を
はるかに超えても
そんな仕事が結構ありましたが、
本格的にマルチワークを
するようになったら
なくなりました。

そもそもやっっっすい金額で
アホみたいに短い納期の
指示が横柄な仕事を断れないのは、
「この仕事を断ったら、
次の仕事がないかも…!」
「この仕事がなくなったら、
収入がなくなって、
あの支払いができなくなる…」

とか思うからです。

でも私はマルチワークなので、
「このイラストの仕事が
もしダメになっても、
ライターの収入が入るからいいや」
とか
「この漫画の仕事なくなっても、
カウンセリングの申込あるから
大丈夫か〜」
と余裕がぶっこけるので、
「そんな金額ではお受けできません」
も言えるし、
胸を張った金額の
見積書が出せるのです。

(胸を張った金額が出せるのは、
今までの経験値のお陰だったり、
精神病が寛解して
自信を持てるようになった
からでもありますが)

最近はめっきり
言われなくなりましたが、
「もっと安くできませんか?」
って言われても
「できません」
とお返事できます。

短納期の場合は、
引き受けるとしても
ガンガン上乗せします。

なぜなら、短い納期で
急に作らなきゃ
いけなくなった責任は
私じゃなくて
依頼主の計画性のなさに
あるから
です。(きっぱり)

「なんとか安く急いで
作れないでしょうか」
と言われても、

キングオブ知らんがな

なんですよね。

とはいえ最近は良心的な
お客さんが多いので、
余裕を持った納期で
ご依頼くださったり、
私が出した見積もりを
「思ったより安いですね!」
「その金額でいいんですか?」
って言われることが
多いのですが……。
ありがたいですなあ……本当に……。

マルチワークの利点3:うまくいくと月収がすごい

通常の3倍のスピードで接近できるのは
赤い彗星シャアですが、
通常1種類の業種で働いている方の
3〜4倍の業種で働いているので、
うまくいくと月収がすごいです。

といっても私は
「仕事をガンガン詰め込みすぎて
やがて死ぬ」
タイプの人間なので、
基本的には大儲けするような
仕事の受け方はしていません。

たまに
「あれっ……もしかして私、
今月忙しい……!?」
と思っていると、
月収が跳ね上がることがあります。

まあ、基本は借金返済に当てているので、
(仕事道具を新調した分とか)
そんなに手元には残らないんですけどね。

でも二人暮らしの生活には困らないし、
遊びに行ったり飲みに行ったり
好きなもの買うくらいの余裕はあります。

マルチワークの利点4:色んな人と知り合える

もともと私は
アクセサリー作家として起業して、
途中からイラストレーターになり、
今の感じになっているのですが……

もしイラストレーター1本でやっていたら、
この人には知り合えなかった
かもしれないな、という
出会いが多々あります。

特にカウンセリング業が
始まってからが多いですね。

また、昔アクセサリーを買った方が
カウンセリングを申し込んで
くださったりとか、
カウンセリングを申し込んでくれた方が
イラストのご依頼を
してくださったりとか、
「知らない間に他の業務の
宣伝になっている」
こともあります。

マルチワークの利点5:唯一無二の存在になれる

唯一無二の存在というと
大げさかもしれませんが(笑)。

世の中に
イラストレーターは沢山いるし、
デザイナーも沢山いるし、
ライターも沢山いるし、
カウンセラーも沢山いますよね。

しかし、それを全部できる人は
ほとんどいないんです。
っていうか、私は
会ったことがありません。

また、
「ライターもやってるデザイナー」
だからこそ出来た仕事や、
「絵が描けるカウンセラー」
だからこそ出来た仕事が
たくさんあります。

私は
「自分が持っている沢山の強みを
掛け合わせて、オリジナリティを
出せている」
んですよね。
(図らずも、ですが)

そもそも私が
マルチワークをやっているのは、
1本で食っていけないからというより
「やって欲しいと頼まれたこと」と
「なんとなくやってみたいこと」を
次々とやっていたら、
勝手にマルチワークに
なってしまっていただけ
です。

「マルチワークやるぞ〜!」
と最初から思って
こうなっている訳ではありません。

まあでも、結果的にこんなに
利点が生まれたし、
マルチワークでよかった〜と
今は思います。

「働き方」はこれからどんどん変わっていくのではないか

パンデミックの影響も
もちろんありますが、
その前から世の中は
「働き方の変革」が
起き始めていたような気がしています。

パンデミック前から在宅ワークや
マルチワークをしていた方も
いらっしゃるでしょうし、
これから「マルチワーク」を
選ぶ人・選ばざるを得なくなる人も
いるのではないでしょうか。

そういう方に、この記事が少しでも
参考になれば幸いです。
(なるのかな?)

ごきげんよう、さようなら。

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