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いいね(スキ)を多くもらう事を目標にしても仕事は増えない

オリジナル記事掲載日:2019年6月29日

わたしは基本的に、
SNS発信をきっかけに
イラストやデザインなどの
ご依頼(仕事)をいただく
ことが多いです。

ただし、「いいね!」が
もらえる発信をしようとか、
そういう記事を書こうとする
ことばかりを目標にしても、
仕事は増えません。

ご依頼を頂けるようになるには、
「わたしはこんな事ができます」
「わたしはこんな内容で
あなたのお役に立てます」
という発信が必要
です。

* * *

わたしは「実績紹介」として
掲載許可をいただけた
イラスト・デザインの仕事を
掲載するようにしているのですが、

はっきり言って、こういう投稿は
めちゃめちゃ「いいね!」が少ないです。
拡散もしてもらえないです。

あと、カウンセリングサービスの
業務内容説明記事も、
なかなか伸びません。

以前のわたしは、
「いいね!」がもらえない投稿や
拡散してもらえない投稿、
アクセス数が少ない記事には
意味がない、と思っていました。

今は
“たとえ「いいね!」が少なくても、
拡散してもらえなくても、
アクセスが少なくても、
「自分が何をできるのか」
はっきり書いている記事
には、
ちゃんと意味がある”
と思っています。

まず、「自分が何をできるのか」
はっきり書いている記事って、

SNS上の反応は少なくても、
検索には引っかかりやすい

ことが多いんです。

実際、検索でわたしの記事を見つけ、
「おもしろそうな人だから
仕事を依頼してみた」
という方はいらっしゃいます。
(めちゃめちゃありがたいです)

また、ふだんSNSを見ている方が
そういう業務的な記事を見て
「ふーん、この人は
こういう仕事もできるんだ」
と認識してくださって、
いざイラストが必要な時に
「そうだ、巴さんにお願いしてみよう!」
とわたしのことを思い出してくれたりします。

それは何ヶ月も後だったり、
年単位で後だったりもします。
“即反応”が起きないので、
「やっていても意味がない」
ような気分になってしまうんですよね。

さらに、SNS上で
「いいね!」も拡散もしない
(なんなら、SNS自体やっていない)
“サイレントユーザー”が存在します。

わたしの元に届くご依頼って、
「サイレントユーザー率」が
けっこう高いです。

サイレントユーザーさんが
何をきっかけに仕事を依頼するかというと、
もちろん
「わたしが何をできるか書いた記事」
です。

「いいね!」が沢山もらえる記事も、
まったく無意味ということではありません。
その記事が
「自分のことを広く知ってもらえる」
宣伝効果を生むことはあります。

ただ、「わたしの存在」を宣伝しても、
「わたしが何の役に立つか」が
不明なままだと、
人って仕事を頼まないんですよね。

「なんか面白い人いる」で終わりです。

これはフリーランス(個人事業主)に限らず、
副業・副収入を目指す方にも言えるのですが、
“ただ反応がいいだけ”の記事では、
仕事も収入も生まないんです。

たとえ「いいね!」が少なくても、
「自分が持っている技術は何か」
「自分が売っているものは何か」
「自分は何の役に立てるのか」

をはっきり書くことが大事です。

…というのは、今日ちょうど
業務実績の紹介記事を
書こうとしたんですけど、
「書いても反応少ないよな〜どうせ…」
と思ってしまった自分の
戒めのために書きました。笑

反応が少ない記事も
大事なんだぞ! 自分!(T▽T)

ごきげんよう、さようなら。

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