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生理とPMSと戦った軌跡(2)毎日号泣していて命の母ホワイト飲んだ編(2020年)

オリジナル記事掲載日:2020年2月28日

久しぶりにPMSで死にそうになった、
というか全員殺しそうな勢いの
精神状態になりました。
なので、PMSについて
改めて記事を書こうと思います。

(PMSが何なのかは後ほど説明します)

PMSは女性特有の話ですが、
「1ヶ月のある時期、急に彼女(妻)が
猛烈に不機嫌になったり
おかしくなったりする」
と悩む男性陣も読んだらいいかと思います。

PMSとは何なのか

PMSとは月経前症候群と呼ばれる症状です。
月経は女性にしか起きないので、
当然、PMSも女性にしか起きません。

胸が張って痛いとか
肌の調子が悪くなるなどの
肉体的な症状もあれば、
触れるもの皆傷つけたくなる
ギザギザハートの精神的な症状もあります。

同じ女性でもPMSが起きない人もいるので、
うつ病と一緒で
「PMS? ただの甘え」
とか言う人もいます。
それこそPMSがひどい時は
そういう人に向かって「死ね」と思います。

詳しいことはネット検索で
「PMS とは」と打って調べてください。

前回の記事でもご説明しています↓

境界性パーソナリティ障害に症状が激似

わたしはこの場で
「境界性パーソナリティ障害でした」
とベラベラ喋りまくってるのですが(※)、
PMSの精神的な症状は
境界性パーソナリティ障害の症状に
とってもよく似ています。

※…現在は寛解(=症状がほぼ出ない)しました

仕事中や社会的な場所では
症状が出にくいけど、
親や恋人(配偶者)相手には
めちゃくちゃ八つ当たりしやすい。


「みんな死ね」と思った後に
「いや、わたしがダメなんだ、
わたしが死ねばいい」
と思ったかと思えば、
また「いやお前らが死ね」と思ったり。
そんな感じの白黒思考を行ったり来たり。

嫌な考えが頭の中でいっぱいになり
ひたすら号泣、
ただそこでじっと座っているか
横になっているかしかできない。


頭の中では「動かなきゃ」
「あれやらなきゃ、これやらなきゃ」
と思っているのに、
数時間まったく動けない。

っていうのをここ数日体験してました。
でも毎日ちゃんとブログ書いたり
ちゃんと仕事したり
夕飯作ったり洗濯してたわたし、えら〜い。
(瀕死でした)

あまりにも境界性パーソナリティ障害に
症状が似ていたので、
「もしかしてまたぶり返したんじゃ…」
「わたしあんなに寛解したって
言いふらしたのに、どうしよう…
わたしなんて嘘つきだ…もう死ねばいい…
いや…死ぬな…生きろ…」
と思ってました。マジで。

※境界性パーソナリティ障害についての詳細は以下の記事やマガジンをご参照ください。

PMS対策の第一歩

わたしが
「あ、これPMSじゃん」
と気づいたのは、
死にそうになりながら
何とかSNSに助けを求めていた時。

長井短(ながい・みじか)さんの
「『傷つけないと気が済まないの』
PMS地獄へようこそ」
というコラムをたまたま見つけたから。
 ↓

この記事を読んで
「グォワ〜〜〜〜〜〜〜!
今のわたし〜〜〜〜〜〜〜!」
となりました。

わたしと同じつらい目に
遭っている人がいる、と思ったら
急に涙がおさまってきまして。

長井さんのコラムにも書いてありますが、
PMSの対策・第一歩は
「自分と同じつらい目に
遭っている人の文章(体験談)を
探して読むこと」ですね。

いや、もっと初めの一歩は
「あ、これPMSじゃん」
って気づくこと
か…。

わたしはもともと、
境界性パーソナリティ障害と
PMSのダブル活用で
「1ヶ月毎日ずっと死にたい」
みたいな人だったんですが、

今回すぐ気づけなかったのには
わけがあります。

それは、1年前まで低容量ピルを
服用していたから。

(たぶん)低用量ピルで抑えつけていたPMS

もともとPMSで悩んでいたわたしは、
「低用量ピルがPMSに効くっぽい」
と聞いて、ピルを飲むようになったんですよ。

※下記記事参照。
 ↓

この記事内にも書いていますが、
ピルを全肯定するものではありません。
どう逆立ちしてもピルが体に合わない
人もいます。

わたしはたまたま
自分に合うものを見つけたので、
しばらくずっと飲んでいたんですよ。

で、PMSも月経困難症も
年齢を重ねればおさまると聞いたのと、
山奥に引っ越して
今まで通っていた婦人科に
おいそれと行けなくなったので、
そのタイミングで
低用量ピルを飲むのをやめたんです。

それが、昨年の3月ごろ。
ちょうど約1年前。

ピルを飲まなくなっても、
しばらくは問題ありませんでした。
ここ数ヶ月です、
「なんだか月末の
調子がおかしい…?」
と思い始めたのは。

で、今月ついに
「謎に号泣」
「何時間も動けない」
「皆殺し状態」

になったんですね。

命の母の噂を思い出し、経過観察中

さて話は少し前に戻りまして、
長井短さんのコラムを読んで
「PMSじゃん」と気づいてから。

「低用量ピルをまた飲めば
治るかもしれないけど、
今まで行っていた病院に
定期的に行くのが難しい…」

「でもこのままでは毎月が
瀕死状態になってしまう…」

と悩んでいたら、ふと

「そういえば前にSNSで、
生理前のやばい状態に
命の母ホワイトが効いたって
見たことがあるな」

と思い出し、グーグル検索。

命の母って更年期障害の薬でしょ、
と思って真面目に
探したことがなかったんですが、
対更年期は「命の母A(エース)」の方で、
「命の母ホワイト」は
また別の薬なんですね。
 ↓

命の母、Amazonで売ってるのか…
すごいな…
(しかもドラッグストアで買うより安い…)

ともあれ昨日ためしに買ってみて、
昨日の夜、今朝、今日の昼・夜と
4回ほど飲んでみています。

今朝は普通に号泣していたんですけど、
昼過ぎに徒歩で外出したり、
神社にお参りに行ったりしたら
なんとなく落ち着いております…。

ただ、
久々の散歩で体を動かした
お陰かもしれないし、
自分が好きな神社に行った
お陰かもしれないし…

そもそもこの数日間も
夜は号泣していなかったので、
薬が効いたお陰なのかどうかは
まだわからないです…。

ということで、経過観察中です。

訳もなくつらくて苦しい時は、PMSも疑ってみて

わたしも自分がなるまで
すっかり忘れていたんですけど、
もしあなたが

・女性である
・訳もなくつらくて苦しくて悲しい
・1ヶ月中のある時期だけそうなる


場合は、精神障害だけでなく
PMSも疑ってみてくださいね。

わたしのように合併症みたいに
なっている場合もあるし…。

自分がひどいPMSを
再体験してわかったのは、
とりあえず一番心を救うのは
「自分だけじゃない」
と思う気持ちだということ。

PMSのせいで
「みんな死ね」状態になったら
長井短さんのコラムを読むか、
わたしのこの記事を
思い出してみてください。

それでは本日はこの辺りで。
ごきげんよう、さようなら。

※あくまでわたし個人の体験談です。
全ての女性に当てはまる訳ではありません。
月経の苦しさが全女性でまったく同等ではないように。

★続きの記事はこちら!↓

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